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なんだかんだ言ってるけど結局の所、大天使様も〇〇なんだよね
繋がる世界
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こからは雪乃殿しか連れて行けんでな。」
慶広は言った。
「いえ、連れていきます!この子は家がないんです!」
雪乃は慶広に言った。
「...父上になんと申したものか...。わかり申した、その代わりくれぐれ雪乃殿の迷惑にならぬようにな。」
「うん、分かった!」
方丈ことリリヤは元気に返事した。
「海上に船隊を集結させているのは事実です。夜明けまでに父上と合流致します。先程馬車の馬が居たので待機させてます。方丈、馬はのれるか?」
「乗れるよ!」
「では雪乃殿は私と、方丈は一人で乗ってくれ。」
そう言うと雪乃を馬に乗せ
「捕まっていてくだされよ。方丈、はぐれるなよ。入り組んだ道を通るのからな」
そして走り出したのである。敵に気づかれない様入り組んだ道を通っているのであろう。海まで1時間もかかってしまった。
「あそこに小舟がありまする。それに乗って父上の船へまいります。ささ、早うお乗りください。方丈も急げよっ!」
慶広はちょっとリリヤにキツい。
小舟は引潮なのかわりと早く船に付いた。
「おお!雪乃殿!なぜここに来れたのか?てっきり徳山でやられたかと諦めかけておったのに!いや、よかった!」
李広は本当嬉しそうに話しかけてきた。話によると徳山の館は安東の伏兵により落とされたようだ。
「...それより雪乃殿。先程から安東と我が軍との間の海域の空に歪みのようなものが出来ておっての...これは帝と天映球の時と似ておるのじゃ...」
そう言って李広が指さした方を見ると確かに歪みがあった。
「...お姉ちゃん、天界が開くよ」
リリヤがそう言うと安東、蠣崎両軍の中心で光の円盤のような物が浮かび上がって来た。
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