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なんだかんだ言ってるけど結局の所、大天使様も〇〇なんだよね
繋がる世界
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ちゃんと話して。パートナーの者の心は読めないんだよ。対等な関係のためにね。」
パートナーになると読めないらしい。読めた方が連携できるんじゃないか?
「リリヤは別世界の人間の心も読めるの?」
するとリリヤは
「ムリだよ。でもガブリエルの家長がいることはわかるんだ。その周りも多少ね。」
そう言うと焼けた魚をむしゃむしゃ食べ始めた。
「...おねぇしゃんおいちぃよ!...あちゅいからふーふーしてね」
リリヤがハフハフしながら言った。
「あははははっ♪リリヤかわいいっ!」
雪乃は大爆笑。
「お姉ちゃん初めて笑ったね。」
そう言われて見ると雪乃はタイムマシン以降笑ってなかった。
「...うん。ありがとう」
そう言って雪乃も魚を食べ始めた。
「うん!美味しい!」
二人仲良く食べきりました。
「明日は朝から李広のとこに行こう。あまり遅いと危なそうだからね」
そう言うとリリヤは寝てしまった。

(...星綺麗だな...未来じゃ絶対見られない...)
雪乃も寝てしまった。


ガサッガサササッ
「...!」
音に気がついたリリヤは小声で
「お姉ちゃん、起きてお姉ちゃん。誰かいるよ」
雪乃は完全に目が覚めたわけではないもののゆっくり起きてリリヤについてった。
二人は木の陰に身を潜めた。
「殿っ!ここらで間違いございませぬ!バケ犬の言う、天使、と言うものはおそらくウーラノスに高く売れるかと。」
足軽は殿と呼ばれる者に言った。
「うむ、ウーラノスはクロノスより取り上げたアダマスと言う鎌と並ぶと言う蓬莱の名槍、楓月告_槍がお望みだ。それに天使をつけたら蓬莱だけでなく帝も我がさせてもらえるやもしれん!必ず見つけ出して生け捕れ!」
「ははっ!」
その男はリリヤを狙っているらしい。
(...そんなことは、させないっ!)
雪乃がそう思ったとき。
「お姉ちゃん待って。馬がくる。」
リリヤの言う通り馬が来た。
「愛季様っ!一大事でございまする!蠣崎めが海上に船隊を集結しつつありまする!至急戻り指揮を!」
男の名前は愛季。おそらく安東の当主であろう。
「李広め!邪魔をしおって!おとなしく槍を渡せば良いものをっ!」
そう言って愛季は馬に乗って陣へと帰って行った。
「雪乃殿、御安心めされい。私は慶広だ。李広の三男だ。先日は本当に助かった!改めて礼を言う。」
愛季に報告したのは偵察兵ではなく蠣崎慶広だったのだ。
「先程私の飼っている鷹が焚き火を見たと言うので見に来たのだ。すると雪乃殿がいてな!はっはっは!愛季も老いたものよな!して、そこの少年は?」
リリヤの方を向いて言った。
「僕は方丈!お姉ちゃんに助けてもらったんだ!」
リリヤはばれたらまずいのかうまく偽名を使った。
「そうか、すまんが家にかえってくれ。こ
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