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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epico?うそつき〜Tear of anger and sorrow〜
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の瞬間を逃すような間抜けは犯さない。

女神の宝閃(コード・ゲルセミ)!」

“エヴェストルム”の先端より砲撃を2連射。レーゼフェアは体勢を崩されながらも1発目を左の“エオフェフ”で粉砕できたが、もう1発は直撃。床へ向かって墜落して行く。そんなアイツの墜落点になるだろう場所に、アイツの影が生まれた。影に逃げ込んで衝撃を逃がすつもりだろうが・・・

「させるか!」

――舞い降るは(コード)汝の煌閃(マカティエル)――

レーゼフェアへ急降下しながら光槍4本を床に向けて発射。光槍が着弾し、閃光系の魔力爆発を起こして影を掻き消すとアイツは「このぉぉぉぉっ!」怒声を上げた。そして俺は“エヴェストルム”の魔力刃でレーゼフェアの胸の間を突く。あくまで突けただけで、突き刺さらなかった。さらに腹に両足を乗せたうえで・・・

「うおおおおおおおッ!」

「ごは・・・っ!」

レーゼフェアを床に叩き付ける。“エヴェストルム”を持つ手からアイツの装甲を僅かに貫いた感触を得、両足の裏からも何かを潰した感触を得た。俺はアイツの腹から退かずに“エヴェストルム”の柄を分離させ、「メファシエル!」結界や防性術式を破壊する術式を付加したうえでレーゼフェアの両上腕を突く。

「いったいなぁ。もう!」

――女神の宝閃(コード・ゲルセミ)――

そして両上腕に砲撃を連発で撃ち込む。レーゼフェアが「痛い! 痛い!」もがく。娘の悲痛な叫びに心が痛むが今はクイントさん達を優先しなければ。カートリッジをロードしつつ「すまないな」砲撃の連射をやめない。そしてとうとう「い゛っ・・・だぁ゛ぁ゛ッ!?」バキンと音を立ててアイツの両腕が千切れた。

「このぉぉ・・・!」

「もう退け、レーゼフェア!」

「うるっっさぁぁぁーーーーいッ!」

――高貴なる堕天翼(エラトマ・エギエネス)――

例のクジャクの尾羽のような翼が20枚と放射状に展開され、その衝撃で「ぐ・・・」俺は弾き飛ばされてしまった。体勢を立て直した時にはレーゼフェアは近くに転がる両腕を求めて駆け出していた。俺はすかさず「マカティエル!」光槍20本をアイツに撃ち込みつつ、“エオフェフ”の回収に向かう。そしてタッチの差で俺は右を、レーゼフェアは左の“エオフェフ”を取った。

「あー! 返せっ、エオフェフは僕のだよ! あと右腕も返せ!」

「元はと言えばコイツは俺の複製神器だ。元の持ち主の手に戻る方が正しいに決まっているだろうが」

レーゼフェアは影の触手を使って左腕を持ち上げ、そして上腕に繋げて修復した。アイツも武装を失くせば戦意も喪失するだろう。俺は「返してほしかったら退け!」と、アイツの右腕を使ってバイバイしてやる。

「あったまキタ! シュヴァリエルに勝
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