暁 〜小説投稿サイト〜
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Epico?うそつき〜Tear of anger and sorrow〜
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!?」「おねーちゃん!?」

「ギンガ・・・?」

「シャマル!」

「あ、はいっ!」

ナカジマ一尉とスバルちゃん、それにシャマル先生が倒れたギンガちゃんの元へ駆け寄る。私たちも駆け寄って、「もうよせ、ルシリオン!」シグナムさんはルシル君を無理やり立たせた。

「大丈夫です。感情が追いつかなくて気絶しちゃったみたいですけど・・・。倒れた場所が柔らかな場所でしたし、怪我もありません」

「・・・そうかい。すまねぇな、先生」

「おねーちゃん・・・」

ホッとするんだけど、ルシル君のこともあって素直に喜び合えない空気。ナカジマ一尉は「坊主。あとで時間をくれ」そう言ってギンガちゃんを背負った。

「嬢ちゃん達も今日はありがとな。嬢ちゃん達に見送ってもらって女房も喜んで逝けただろうよ。嬢ちゃん達の大ファンだったからな」

ナカジマ一尉の微笑みに私たちは「はい・・・」と頷くしかなかった。そしてナカジマ一尉たちも帰って、墓地には私たちチーム海鳴だけが残った。

「ルシル君・・・」

「いいんだよ、これで・・・。恨んでくれないと、憎んでくれないと・・・逆に辛い・・・」

「・・・病院に戻ろう? ルシル」

はやてちゃんとシャルちゃんがルシル君の腕を胸に抱いた。それからルシル君ははやてちゃん達八神家とシャルちゃんに連れて行かれるように病院に戻って、私たちは先に海鳴市に戻ることになった。

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