マブラヴ
1225話
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ついて話していたんだろう。
SEED世界からはリニアガン・タンクや戦術機が使う各種武器、ギアス世界からはガン・ルゥの輸出とライセンス生産。それに比べると、マクロス世界は細々とした武器がメインだ。
それでもテラフォーミング技術に関しては一手に引き受けているし、合成食の類もマクロス世界のシェアは高いので、決してマクロス世界だけが損をしているという訳ではないんだが。
そういう意味で最も取引の規模が小さいのは、ネギま世界だろうな。
食料品とか日用雑貨とかは麻帆良と雪広財閥、那波重工でかなりの金額を稼ぎ出してはいるが、所詮は国ではなく企業規模だ。
どうしても他の世界に比べて規模が小さくなってしまうのは避けられない。
「ま、とにかくだ。火星のハイヴは生かさず殺さずといった感じでこっちの好きにさせて貰うが、地球のハイヴ攻略に関しては、協力を求められればきちんと対応するつもりだから安心してくれ」
「……そちらはそれでいいのか?」
確認するようなカガリの言葉に、崇継は頷きを返す。
「勿論ですよ、カガリ殿。寧ろ私達としては火星にシャドウミラーがいる方が妙な心配をしなくてもいいので、助かるというものです。……地球のハイヴ攻略も終わりが見えてきてますし、いずれは月のハイヴも攻略するでしょう。その時にはまたシャドウミラーが大きな力となるでしょう」
「そう言いつつも、自分達の戦術機で攻略してやろうとか思ってるんだろ?」
「ふふっ、アクセルにはお見通しか。そうだね、このままMSの技術や他の世界の技術を採り入れ、戦術機の性能が上がっていけば……いずれ私達の戦力だけでハイヴ攻略を出来たらいいとは思っているよ」
にこやかに笑みを浮かべる崇継。
俺もそれに笑みを返し……こうして、祝勝会は賑やかに続いていくのだった。
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