マブラヴ
1225話
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た者がいるのだが。
そんなギアス世界の実力者がこのパーティ会場に来ているのだから、話したいと思う者がいても当然だろう。
それ以外だと、星刻という男とお近づきになりたい女とか。
星刻は若くて権力者、さらに顔も美形と言ってもいい。
性格は天子の麗華一筋だが、それを知らない者にしてみれば最高級の獲物だ。
そんな風に、人が多く集まっている星刻を見ながらピザへと手を伸ばす。
冷えたピザってのは美味くないんだが、テーブルの方の機能のおかげでまだ上に乗っているチーズもトロトロで、かといってピザ生地が柔らかくなったりはしていない、正に出来たてのまま。
エビやイカ、貝がたっぷりのシーフードピザを食べながらスレイと話していると、再びこっちに近づいてくる気配を感じ取る。
「アクセル!」
そう言って声を掛けてきたのは、カガリ。隣にはアスランを連れている。
2人共、きちんとパーティに相応しいドレス姿をしているのだが……本気で力の入ったドレス姿だけに、寧ろこの場では目立っていた。
基本的にこのパーティは祝勝会という意味に近く、修羅のような奴等も多いので、殆どが思い思いの格好をしている。
……まぁ、そういうフォーマルな格好をしているのがカガリ達だけという訳でもないので、目立つと言ってもそこまで悪目立ちしている訳ではないのだが。
さっきの星刻にしても、ある程度この場に相応しい格好をしていたし。
恐らくこっちに戻ってきてから一旦SEED世界に戻ったか、ドレスそのものを持ってきていたのだろう。
「カガリとアスランか。どうだ? 楽しんでるか?」
「ああ、料理は美味いな。ただ、何で時間が経っても冷めないのかが不思議だ。オーブでもパーティをやる事は結構多いけど、大抵話をしている間に料理が冷めてしまうぞ。まぁ、それを見越して冷めても問題ない料理を用意するんだが」
「ローストビーフとかテリーヌとか、そういうのか。オーブだと和食とかも多そうだな。刺身とか寿司とか」
「そういう系等の料理は確かに多いな。……それで、アクセル。シャドウミラーはこれから火星をどういう風に使うのか聞いてもいいか?」
料理に関して、オーブは日本を色濃く受け継いでいる。
その証拠に、普通に寿司屋とかもあるし。
以前にSEED世界で寿司を食った事もあるので、その辺は十分に承知している。
「どうするか、か。簡単に言えばマーズゼロと、今回攻略したハイヴの両方を基地化してシャドウミラーの活動拠点にする予定だな」
「……他のハイヴを攻略する為にか?」
「どうだろうな。その辺は未だ不明だ。勿論ハイヴを取り戻そうと攻めてくれば反撃するし、周辺のハイヴにちょっかいを出す事はあるが……そのまま攻略するかと言われれば、微妙だとしか言えないな」
そん
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