鳳翔
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
ませんでしたね。
その気持ちは分かります。
だって、私の提督はとても優秀な提督でしたから、出撃すれば必ず戦果を挙げて帰ってきました。
そんな提督を誰が好き好んで左遷させたがるでしょう。
だから、承諾させるのには少々骨が折れました。
「また、こんな電報を送ってきて。」
私の手には救援を求める電報がありました。
普通なら提督が処理をするべきものなのでしょうが、生憎提督は村の人々と山に猟に出かけています。
なので、この案件は全部私の手に委ねられていると言う事。
だから、握りつぶし放題。
折角、提督の頭から深海棲艦との戦いを追い出したのに、また追い出す作業をさせるのですか。
思わず笑みを浮かべてしまいました。
「完膚なきまでに消しますか。」
救援を求めている艦隊と言うのは、丁度ここの島の付近にいると言う事でしょう。
だったら、私が手懐けた子たちをけしかけましょうか。
その為に深海棲艦をこの海域に集めてきたのだから。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ