第2章:異分子の排除
第15話「代表決定戦まで・後」
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、そうね。」
....この人が生徒会長で大丈夫なのだろうか...?
「....とりあえず、自分なりに鍛えたけど...。」
あれから数日。代表決定戦になった。
あの後は、特に何かある訳でもなく、簪に名前で呼んでいいと言われた以外、自主練だけだった。...この日までアリーナが借りれなかったなんて...。
「先生、誰からやるんですか?」
【...生憎、織斑の専用機がまだ届いていない。おそらく、オルコットと貴様らのどちらかからやるだろう。】
通信で別室にいる千冬姉に聞くと、そんな回答が返ってきた。
「どっちがやる?俺はどっちでもいいが...。」
「...桜さんが先でお願いします。」
さすがに試合が始まっても専用機が届かないという事はないだろう。
多分、最適化などをするために先にオルコットの試合をするという感じなので、多分一つ目の試合が終わったら次はあいつと誰かが戦うのだろう。
...なら、その相手は俺がしたい。
「....ところで、どうしてマドカとユーリはここに?」
今俺たちがいるのは試合をするためにISがアリーナに行くための場所。
マドカ達は普通観客席にいるはずだが...。
【エーベルヴァインが四組の代表になった際、不満の声があったらしくてな。それで実力を見せるために篠咲妹が相手になるそうだ。】
あー、そういえば、そんな事を食事の時とか言ってたような...。
「うう....緊張します...。」
「一組の後なんだから落ち着きなよ...。」
既にユーリは緊張していた。...まぁ、公の場での試合だからなぁ...。
「....ところで桜さん。あそこで俺たちを睨んでるの、何とかできません?」
少し離れた所で俺たちを睨んでくる箒とあいつ。
「いや、俺に言われてもな...。」
「名前変えて伊達眼鏡付けてるだけなのに、あいつは気づかないんだね。」
桜さんは困ったようにそう言い、マドカは眼鏡をかけただけでマドカだと分からないあいつに対して嘲笑を浮かべていた。
...辛辣だな。まぁ、擁護するつもりは一切ないけど。
「さすがに気づいてると思うがな....。」
「まぁ、どうでもいいんだけどね。」
すると、山田先生が慌ただしく通信を繋いできた。
「織斑君織斑君!来ました!織斑君の専用IS!」
「っ!」
その言葉に、織斑が反応する。
【織斑、さっさと一次移行を済ませて置け。アリーナの時間は限られているからな。先に篠咲兄とオルコットの試合をしてもらう。】
「なっ...!?」
【なんだその驚き様は。まさか、一次移行も済んでいない奴
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