【第1部】
【第2章】新生活の始まり。
そんな事より。
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イレに行きたいと主張したはずなのです。
ですがリヴァイたちの言葉のやり取りに時間がかかりすぎ、幼いゆずは我慢の限界に達してしまい、そのままリヴァイの腕の中でおもらししてしまったのでした。
オロオロと慌てたように叫ぶぺトラとオルオ、そしてリヴァイは自分の洋服が汚れ、なんとも生暖かい感触に『こいつ、マジか・・・』と思うしかありませんでした。
結局のところ、なかなかトイレに連れて行ってくれなかったこの大人たちが悪いのです。
リヴァイは汚れて濡れた床の掃除とゆずの服をなんとか用意しろと2人に言い渡して、自分の部屋に向かいました。
そして脱衣所に向かうと浴槽に湯を張り、自分の服を脱ぎ、ゆずの服も脱がせます。
「りぃ。おふおー?」
「うん?おふおじゃねぇ。おふろ、だ。」
「おーふーうぉ。」
「お・ふ・ろ。」
「おー・ふー・ろぉ?」
「ああ。そうだ。お風呂だ。覚えておけ。」
上官の階の部屋には各部屋浴室がついていたことに心の底から感謝する日が来るなどとは、リヴァイは思ってもみませんでした。
そして潔癖症である自分が、事故とはいえ、汚されてしまった挙句、お風呂にまで一緒に入る事になるなんてと、今日は何から何までペースを乱される日だと感じていたのでした。
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