大会前特訓編
青龍の咆哮
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機体は遠くてまだ把握できないが、二機が物凄い速度で接近していることだけが分かった。
「フォーメーションはどうするんだ? 」
「まずはセシリアちゃんの機体の性能を把握しときたい。先行は頼めるか? 」
「ウン…………マカせて」
セシリアが返事をすると、ブラウドライツガンダムも二機に対して突っ込んでいった。その後続に、スザクモードに変形したアルケオニスガンダムとティグリスガンダムが続く。
接近していくと、あっという間に相手の機体が把握出来るまでの距離まで縮められた。相手はダブルオークアンタ フルセイバーに、左腕にはガンダムエクシアRVのGNロングライフルを装備し、ふくらはぎにはGNカタールが二本装備されていた。
もう一機は、ガンダムAGE-2ダークハウンドにABCマントを装備した機体だった。
ストライダー形態のガンダムAGE-2ダークハウンドの上にダブルオークアンタフルセイバーが乗っており、ドッズガンにビームバルカン、それとダブルオークアンタフルセイバーのGNソードVとGNロングライフルとGNビームガンを俺達三機に向けて攻撃してきた。
アルケオニスガンダムは相手の攻撃をくぐり抜け、ティグリスガンダムはシールドで受けながら回避行動を取っている。
「プロテクトフィールド…………」
セシリアがそう呟くとブラウドライツガンダムは青い粒子膜に包まれ、相手の攻撃を防いでいた。
『ならコイツで突き破るぜ! 』
ガンダムAGE-2ダークハウンドがMS形態に変形し、ダブルオークアンタフルセイバーの足裏に足を乗せ、ダブルオークアンタフルセイバーが蹴り飛ばした反動を利用して、高速でブラウドライツガンダムにドッズランサーを突き出した。
「ライトセイバー…………」
ブラウドライツガンダムがGNバスターキャノンを逆側に折り畳み、右腕からビームサーベルを発生させてドッズランサーを弾こうとする。
しかし相手は勢いに乗っている為弾き切れず、そのまま右肩の龍の頭身を貫いていった。
「くそっ! 」
バスターライフル改でガンダムAGE-2ダークハウンドに照準を合わせようとすると、ダブルオークアンタフルセイバーのGNソードVによりバスターライフル改を切断されてしまった。
『やらせるわけないだろ! 』
「このっ! 」
シールドからビームサーベルを抜刀し、ダブルオークアンタフルセイバーに向けて降り下ろす。ダブルオークアンタフルセイバーはGNソードVで受け止め、そのままつばぜり合いをする。
別のところでは、ティグリスガンダムがブラウドライツガンダムの援護に回り、ガンダムAGE-2ダークハウンドと戦闘していた。
「ちぃっ! 」
「バスターキャノン…………! 」
『ほっと!! 』
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