暁 〜小説投稿サイト〜
ガンダムビルドファイターズ 〜orbit〜
大会前特訓編
青龍の咆哮
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右から馬鹿と良い子と元気な子。馬鹿は弟のクオンで、良い子はトオサカ リンヤ君で、元気な子はサトウ ジュンイチ君」

「馬鹿ってなんだゴラ!? 」

「お前以外誰がいるってんだよクオン! 」

「まあ確かに馬鹿ではあるね」

クオンと言われる男がハルカゼに向けて怒鳴ると、他の二人は馬鹿であるということを肯定した。

「じゃあ次はこっち。カグラ レイ君にアマネ マヒルさん。ヒメラギ トウヤ君にセシリア リートさん。アキザワ セイヤくんにクズリュウ サクラさん」

「今日はよろしく。天之川学園ガンプラバトルの皆」

「まあ胸を貸してやるからドーンとこい! 」

「ところでクソ兄貴。来たら何かくれるって言ってたが、一体なんなんだよ? 」

「ほれ飴ちゃん」

「死ね! 」

「アハハハハ。そんじゃ、早速試合を始めよっか」

ハルカゼはクオンをなだめた後、全員を連れてバトルシステムへと案内する。

「対戦方式は三対三で勝負してもらうよ。艦隊戦は人数がある分、より仲間との連携が重要になっていく。だから、まずは基本の三対三方式で連携に慣れてもらうよ」

「じゃあアークエンジェルを持ってきた理由はなんなんですか? 」

「え?来週に使う予定なんだけど、運ぶのが大変だから早めに運ぼっかな〜って」

「結局楽してぇだけかよ」

「それよりも三対三方式でやるなら誰が戦うのよ? 」

「じゃあワタシがタタカう。ハヤくウゴかしてミタい」

「それでは私も戦おう」

「じゃあ残り一人は俺かカグラって訳か」

「どうする?なんならお前が戦ってもいいんだぞ? 」

「いーや!俺は最初は見学させてもらうわ。お前はお前でちゃんと戦ってこいよ? 」

ヒメラギは頭の後ろに手を持っていき、近くの椅子に座り込んだ。

「じゃあ俺か…………」

「そっちも決まったみたいだね。じゃあ早速始めるよ」

『GUNPLA BATTLE combat mode』

『Startup』

『Model Damage level Set to C』

『Please Set Your GPベース』

『Beginning plavsky particle 』

『Dispersal』

『Field 1 space』

フィールドは、宇宙だ。

『Please Set Your GUNPLA』

『BATTLE START』

「カグラ レイ!アルケオニスガンダム!やるぞ!! 」

「クズry………………サクラ!ティグリスガンダム!出る!! 」

「セシリア リート…………ブラウドライツガンダム…………イキます! 」

宇宙空間に計六機の機体が飛び出した。相手の
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