大会前特訓編
青龍の咆哮
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うへばったか? 」
「そういうお前こそ息が切れてんじゃねぇか。お前の方がへばってんじゃねぇのか? 」
「ふん。なんのことだ?気のせいだろう」
「あー、もうそこで終わらせてくれ。ほれ。そんじゃあやるぞ」
「そこで僕とムウさんが登場!はい皆、唐突だけど連絡事項があるから作業を一旦止めて、ムウさんに注目して」
突如部室の扉が開かれ、ハルカゼと珍しく来た顧問のムウが現れた。
「そんじゃあ俺も仕事が詰まってるから、パパっと済ませるぞ。今週と来週の土日にかけて、トウイと話し合って対戦相手を組んできた。
と言っても相手は他校の人間じゃない。まあ対戦相手は全員トウイに任せてるから、詳しくはトウイに聞いてくれ。そんじゃあ俺は仕事に戻らさせてもらうぞ」
伝えることだけ伝え、ムウはすぐにその場を後にした。
「ムウさんってあんなに仕事熱心だったっけかな〜?まあ多分、今まで上手にサボっていたツケが回ってきたんだろうね」
「そんなことよりもハルカゼ。相手は他校の人間じゃねぇってどういうことだよ? 」
「ん?まあ僕の知り合いだよ。皆予定が上手い具合に空いてたから頼んできたんだよね」
「ハルカゼさんの知り合いってどんな人なんですか? 」
「土曜日の相手は馬鹿と良い子と元気な子って感じ」
説明てきとうじゃねぇかよ。
「まあ当日のお楽しみだよ。それよりも、セシリアさんのガンプラの方はどう? 」
「それが…………まあ間に合うとは思うんですけど……」
「ダイジョウブです……」
「なんかマヒルさんが物凄く微妙な返事をしたのが気になるけど、セシリアさんが大丈夫って言ってるし大丈夫…………だよね? 」
「聞かれても分かるわけがなかろう」
「う〜ん…………ま、いっか。それじゃあ引き続きセシリアさんのガンプラを完成させ、レイ君達はガンプラバトルの特訓をしよっか」
「相手はハルカゼコーチがしてくれるんスか? 」
「もちろん。三人纏めてかかってきていいよ。僕はこれでやるから」
ハルカゼは手に持っているショーケースを開けると、中からは大会で見せたあのストライクフリーダムが収まっていた。
「ウイングガンダムリベロじゃ三対一はキツいし、これがちょうど多対一に対応してるんだよねー」
「チートだろそれ!? 」
「さあ!かかってきてなさい! 」
こうして、俺達は永遠とハルカゼと対戦することになり、翌日俺達三人は筋肉痛に悩まされたとさ。
ーーー−−
「午後一時に来るらしいから、それまでに作戦とか色々考えておくようにね〜。あ、後戦艦は僕が用意したから。アークエンジェルだけどね」
試合当日。俺達は十一時半に部室へと集まり、ハ
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