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なんだかんだ言ってるけど結局の所、大天使様も〇〇なんだよね
蓬莱の島々・壱
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..おらぁ!
...死ねよ!
なんでだろう?中学の時、俺がいじめられ、殴られて居る時の事が頭によぎった...
...確かあの時もクラスの女の子をかばって俺が殴られてたんだよな...でも、俺は結局逃げてしまって...くそっ!これじゃ何にも変わってない!歳だけ重ねて何にも...何...にも...
「......うぉぉおおおお!」
俺の体は先程より強く、ハッキリ光った。
「...バカな!ありえないっ...!」
俺はクロノスの雲を消しとばした。
「...ふはは...ははははっ...!そうか、おまえがルーファスの言ってた勇者だな?あのクソ天使、首だけになっても言ってたぞ!『必ず貴様らは勇者が討つ!』とな!あまりに面白かったので粉微塵にしてやったがな!」
こいつ...許さないっ!
「...よくも...よくも...お父様をっ!!」
ルーファスと言う人はミサの父親だったんだな。
「お姉様!カツェさん!直也!逃げてっ!」
アリスは叫ぶと同時に俺達3人を吹き飛ばし、世界鏡へとふっとばっした。
「お前っ!何やってんだ!」
クロノスの叫ぶ声が聞こえる...
俺達3人は鏡み沈みこんでいった...
...せっかく災いの種を消せると思ったのに...
...お前の...で...の計画....しだ...
俺はそして意識が落ちてしまった様だった。
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