マブラヴ
1223話
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い事になってそうではある。
「なら、シロガネやニヴルヘイム、自分達の母艦で休んでいる者達に対し、BETAの死骸をいるかどうか聞いてくれ」
「分かったわ」
シロガネのオペレーターでもある円と美砂がナタルからの指示を受け、慣れた様子でニヴルヘイムの通信機を動かしていく。
まぁ、シャドウミラーの技術という事である程度の慣れのようなものはあるんだろう。
当然ニヴルヘイムを開発する時に、旗艦でもあるシロガネやトライロバイト級をベースにしている筈だし。
……そう言えば、トライロバイト級は最近動かしていないな。
動かすにしても、艦長がいないってのが大きいが。
量産型W辺りなら、ある程度艦長として指揮は出来るだろうが。さすがに量産型Wに対してトライロバイト級を預けるといった真似をしたくはない。
艦長をこなせる人材が増えれば、あるいはメギロートやイルメヤ、シャドウの運用艦として使ってもいいと思うんだが。
「……うん? ねぇ、ちょっと。アクセル君」
通信をしていた美砂が、ふと何かに気が付いたように俺の方へと尋ねてくる。
「どうした?」
「BETAの死骸の件、修羅にはどうするの?」
「一応知らせておいた方がいいな。まぁ、今の修羅でBETAを調べたりとかは出来そうにないけど」
ミザル辺りがいれば話は別だっただろうが、今の修羅に研究畑の人間はいない。
ああ、でも火星だとニーナやバトレーといった人材がいるから、もしかしたら意外な発見がある可能性も皆無じゃないか。
「分かったわ。連絡を入れておくわ」
そう告げ、修羅のいる場所へと通信を送る。
それを見ながら、その後も他の事を決めていき……そうしてやがてこのブリーフィングは無事終わり、BETAの死骸の件も完了してホワイトスターへと帰還するのだった。
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