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ロックマンゼロ〜救世主達〜
第35話 旧居住区
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もおかーさんをいじめた奴だ!!」

「偽者のくせにー!!」

「偽者のくせにー!!」

「…?」

自身を偽者と言うベビーエルフ達に疑問符を浮かべるゼロ。

「ギチギチッ…うるせえぞベビーエルフ共!ぶった斬られたくなかったら奥の部屋に引っ込んでろ!!」

頭の上で騒がれていたために、レプリロイドがとうとう怒声を上げた。

「うわぁぁぁん」

「うわぁぁぁん」

怒鳴られたベビーエルフ達は泣きながら奥の部屋に引っ込んだ。

「あいつらはバイル様の物だ…てめえなんかには渡さねえよ…!!」

レプリロイドの姿がフリザードと同じように変化した。

変化した姿はモニターで見たのと同じレプリロイドだ。

「俺はバイル・ナンバーズが一人、デスタンツ・マンティスク。てめえは俺が斬り刻んでやるよ!!」

両手の鎌を構えるマンティスクに対して、ゼロもセイバーとバスターを構えた。

「レイザーアーム!!」

腕を切り離してこちらに発射してきた。

ゼロはそれをセイバーで受け流しながら距離を詰める。

マンティスクは細身のレプリロイドなので、防御力はそれほど高くはないはずだ。

「バーストショット!!」

バスターから放たれた火炎弾。

しかしマンティスクはそれをジャンプしてかわし、壁に張り付いたかと思ったらこちらに向かってきた。

「くっ!!」

咄嗟にセイバーで鎌を受け止め、即座にショットを連射するが、通常弾ではマンティスクに大したダメージは与えられない。

「やるじゃねえか…だが、この程度では俺は倒せねえ…ダンシングサイズ!!」

両腕の鎌が高速回転しながら発射され、至近距離のために回避が間に合わず、ゼロの肩に掠る。

ダメージに構わずゼロはセイバーをロッド形態に切り替えると、ロッドのチャージ合計を叩き込む。

「ぐはっ!?」

全身を襲う衝撃にマンティスクは凄まじい勢いで吹き飛び、そしてゼロはロッドからセイバーに切り替えるとダッシュで距離を詰めてセイバーを振るった。

「光幻刃!!」

勢い良く振られたセイバーからソニックブームが繰り出され、マンティスクの胴体に傷を付けた。

「野郎!!」

再び鎌を高速回転させて繰り出す。

ゼロはシールドブーメランで受け流そうと考えたが、シールドブーメランが耐えられないと判断したゼロはロッドに切り替えた。

「ハアッ!!」

鎌にロッドのチャージ攻撃を叩き込んで吹き飛ばすと、吹き飛ばされた鎌は壁に突き刺さる。

「しまった…っ!!」

「バーストショット!!」

「ぐああああああっ!?」

鎌が壁に突き刺さったことにマンティスクが気を取られた隙に、バーストショットをマンティスクに炸裂
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