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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter36
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うちに整理しよう。

そういってバックを整理するとやはりあの爆風で痛み使えないようになったものがちらほらと出てきた、ワクチンや食糧が無事ったのは幸運だがノートパソコンは画面が割れて使えなくなっている。置いていくしかないな、幸いUSBは無事だったし

「圭、銃器とかどうだ?」

「うーん、かなり気づいたけど…銃身とかは痛んでないから問題ないですよ、といっても今のわたしじゃあライフルは使えないんで」

圭は乾いた笑い声でそういう。

とりあえず荷物は整理した…とりあえず食糧を食べよう、脱出はそれからだ。

そうして一度乾パンなどを食べて休息してからこの崩落した地下施設からの脱出プランを練ることにした。

「さてと、なにか方法があるか…」

その場しのぎはしたが出なければ何れは餓死してしまう。とりあえず考える方法は2つかな?

1つ、救援を待つ。

といっても救援など来るはずない、来るとしてもそれは局員だから救援じゃない。

2つ、古代魔法で脱出

こちらの方が現実味があるけど俺の頭にある魔法詠唱のなかでそういった魔法がない…使えるのはケアル、ファイア、ブリザド、サンダー、プロテス、シェルの6つ、転移魔法も使えないしそういった方法もとれない。

「あの、雄也先輩、もしかしたらここに役に立ちそうなものあるかもしれませんよ?」

2つ以外の方法を考えていると圭がこの部屋にあるもので脱出に使えるものがあるかもしれないと提案する。

「…探してみるか」

そういって全身が少し痛みながも体を起こし保管室の物色を始める。

薬品や食糧などがあるなかあのとき見ていなかった所にはカーリッジや耳につける通信機、デバイスの部品などもちらほらとあり、そのなかで地面に落ちた大きいケースに目に入り中を拝見すると…

「こいつは…」

中には大型の重火器が入っておりそれを取り出して壊れていないかを確認する。

「壊れて…なさそうだな」

[どうやら一般のデバイスとは違う構造のデバイスのようですね]

「違う?」

[はい、これは使用者の魔力ではなくカートリッジに内包されている魔力で放つタイプのようです、簡単に言うと試作機ですね]

「なるほどな…試作機ね…こいつは使えるかもな」

俺はこの試作魔導砲で1つの強行策を思いつき、取り合えず圭のもとへと戻る。

「あ、先輩、どうでしたか?」

「取り合えず1つだけ作戦は決まった」

そういって圭の隣で座ると魔導砲のマガジンに持ってきたカートリッジ詰め込んでいく。

「えっと、その大きい銃器なんですか?」

「まあ、見ててくれ、よっと」

カートリッジを全部詰め込むとマガジンを元の差し込み部分に戻して両手で構えるて銃口を瓦礫で塞
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