第四十二話 竹田大尉!アメフトはハード!!その十四
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「とにかくアンドロイド一号だ」
「こいつ出すからな」
「わかった、ではな」
田所さんも選手交代は認めた、かくしてだった。
アンドロイド一号、外見はクローンと変わらない彼が入ってだった。試合は再開された。だが試合は終了間際になっても。
同点のままだった、しかしここで。
ボールを持っている空軍衆の兵士を見てだ、二人はアンドロイド一号に言った。
「行け一号!」
「今こそその時だ!」
「さあ、御前の力を見せてやれ!」
「勝負を決めるその力をな!」
「了解、ボス達」
アンドロイド一号も機械音で二人に応えた。
「今ヨリ作戦ヲ開始シマス」
「よし、行け!」
「オペレーションガイザン!」
某スペクトラルのキャラクターの名前であろうか。
「やってしまえ!」
「俺達に勝利を!」
アンドロイド一号は二人に応えてだ、そして。
ボールを持っている兵士に向かってだ、まずは。
目から冷凍ビームを出した、それで兵士を凍らせて動きを止めて。
兵士に向かって飛びついてだ、高らかに叫んだ。
「自爆!」
この言葉と共に実際に自爆した。兵士は爆発では死ななかったが。
ボールは飛んだ、そのボールをだった。
尚智が獲りだ、尚武に言った。
「行くぜ!」
「ああ、兄貴!」
二人でだ、爆発で生じた一瞬の隙間に乗じて。
二人は得点を入れてだ、そn瞬間に試合終了が告げられた。二人はここでガッツポーズをして高らかに叫んだ。
「よし、勝った!」
「今回もな!」
「俺達の作戦勝ちだ!」
「自爆用アンドロイドを使ってな!」
「貴様等・・・・・・」
田所さんは勝ち誇る二人にだ、怒りに満ちた目で言った。
「アンドロイドは特攻用か」
「ああ、そうだよ」
「自爆用だよ」
「自爆させてそれでボールを離させてな」
「俺達がその間にボールを獲る作戦だったんだよ」
そして得点をする作戦だったのだ。
「それが大成功」
「よくやったぜ」
「事前にアイスビームで動きを止めてそこから突っ込んで自爆」
「いいアンドロイドだな」
「思わぬ作戦が成功」
「いやあ、よかったよかった」
「こうしたことが許されるのか」
苦い顔でだ、田所さんは言った。
「スポーツで自爆だと」
「そんなのルールでするなって書いてないだろ」
「だからいいんだよ」
今回もこの理屈を言う二人だった。
「残念だったな、審判さんよ」
「世の中はルール違反をしなかったらいいんだよ」
「ルールの中なら何をしてもいい」
「ビクトリー球団だってそうだっただろ」
アストロ球団で一五〇〇ページ以上かかった試合の相手チームだ。峠球四郎という超人の一人が率いていた。
「ルールに違反してたらアウトでもな」
「違反していないといいんだよ」
「自
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