第四十二話 竹田大尉!アメフトはハード!!その十三
[1/2]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
試合になった、だが。
試合は互角のままだった、二人はこの状況にいつもの展開で言った。
「双方同じ得点か」
「互角のままか」
「それでもうすぐ終わりか」
「試合展開は早いな」
「あれこれぐだぐだ言う方が長い」
「そうした作品だからな」
それで納得しなければならないのだ、この作品を読んでいるのなら。
「読者も納得しろ」
「納得して読めよ」
「とにかく試合は互角だ」
「ここからどうするかだ」
それ次第だというのだ。
そしてだ、二人で相談するのだった。
「さて、どうしたものか」
「この状況をどう打破するか」
「そして勝つか」
「それが問題だな」
「このままいったら勝てないぞ」
「これもいつも通りの展開だけれどな」
マンネリズムも居直ればどうということはない、タイムボカンシリーズの偉大さはそうした居直りにもあったと言っていいだろう。
「さて、どうしようか」
「それが問題だな」
「どうして勝つか」
「知恵の出しどころだな」
こう二人で話す、そして。
二人はクローン達を見てだ、にやりと笑って言った。
「クローンじゃなくてな」
「ああ、アンドロイド入れるか」
「アンドロイドならいい」
「クローンなら人権言われるかも知れないけれどな」
確か手塚治虫先生の漫画でそうしたテーマを扱った作品があった。火の鳥の何編だったかであろうか。作者は覚えていない。
「アンドロイドならよし!」
「何をしてもな!」
「それをやってやるぜ!」
「これからな!」
二人で話してだ、そのうえで審判の田所さん(モブです)に言った。今回のゲスト声優さんは佐々木望さんだと嬉しい。
「おい審判さん選手交代だぜ」
「七番を十七番に交代だ」
「クローン五号からアンドロイド一号だ」
「そいつに代えるからな」
「少しはネーミング考えろ」
田所さんは佐々木望さんの声で突っ込みを入れた。
「何だアンドロイド一号っていうのは」
「作者が今考えたんだよ」
「書きながらな」
「一切考えないで出したんだよ」
「ついでに言えばクローンの名前もな」
「そうか、本当に何も考えないで書いているな」
「だからそういう作品なんだよ」
「適当一筋なんだよ」
適当も一筋にいけるものなのだ。
「だからいいな」
「アンドロイド一号に交代だ」
「殆どネズコンドルだな」
仮面ライダーでなくだ。
「あれも一号、二号だったな」
「うるせえ、それゲルショッカーの怪人だろ」
「カナリコブラと一緒に出てたよな」
ペット作戦の時の怪人だ。ゲルショッカーはブラック将軍の指揮の下色々な怪人を出してダブルライダーと戦っていた。
「変な怪人出すなよ」
「しかもあの怪人変に義侠心があって強かったんだよな」
カナリコブ
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ