第3章 黄昏のノクターン 2022/12
33話 漆黒の猛禽
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コルネリオさんの楽しい話し合い回。
今回は度重なる偵察クエストから一転、NPCが戦闘を片付けてくれるストーリーイベント的なイメージでした。ちなみに《NPC版黒の剣士》であるコルネリオさんが無双するのは今回だけとなります。皮肉で煽ったり、正当防衛を主張したり、敵にはとことん厭らしくて情け容赦のない性格をしていますが、そのぶん味方には全力サポートだったり、自分もお仕事をして行動で示したり、意外と良いボスしてたりします。頑張ったら褒めてくれます。
そして彼が高レベルであることは、地味に三章における今後の展開に関わる重要なファクターだったりします。決してマフィアのボスが雑魚を蹴散らすような『NPCTUEEEEEE』という展開を続けるつもりはありません。
地味にロモロさんがコルネリオさんの名付け親なのですが、申し訳程度の設定です。ストーリーの導入を双方の関係で補強したイメージですね。
次回は、コルネリオさん達と一緒に大冒険する回となります。最後に、コルネリオさんの相棒である刀の設定だけぶちまけてしまいましょう。
武器名 :朔之不知火
カテゴリー :刀
強化可能上限数:不明
イベントNPC(あるいはボスNPC)として第三層に登場する【Cornelio The Lobian Syndicate Boss】が装備する武器。夜な夜な現れては人を何処かへ連れ去る、夜闇に浮かぶ船を斬り捨てたとされる業物。転じて《水の都の知られざる守り神》となった数奇な刀。
入手自体が不可能であり、厳密にはNPCを構成するオブジェクト。性能面でも第十層まで持ち続けるには心許ないものの、夜間や暗闇の中における戦闘では、光さえ反射させない漆黒の刀身自体に高水準の《隠れ率》が発生し、視認出来ないが故にガードやパリィを鈍らせるといった運用法が可能。まさに《影王結界》と言える代物。ただし、ソードスキルによるライトエフェクトのような《刀身にまとわりつく光》まではカバーできないので注意。もっとも、装備できるプレイヤーなど居ないのだが。
騎士王を知っている人ならば、ネタを汲んでくれると信じて………!
ではまたノシ
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