ハイスクールD×D×D
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室から出て、携帯を取り出し、元士郎に連絡を入れる。
「元士郎、手伝ってくれ」
『例の堕天使か?』
「ああ、街離れの教会だ。宣戦布告もされてる。一応、ソーナ先輩にも」
『会長もオレもまだ学校に残ってる。会長にはオカ研に行ってもらう』
「すまん」
『戦えるのか?』
「戦うさ。オレは勘違いをしていた。あの人はどうすることもできない相手からどうすることもできない人を守っていたんじゃない。目の前にいる助けれる人のために戦っていたんだ。何より、オレに助けを求めてきた相手がいる。それを見過ごして、あの人の前に堂々と立てるわけがない!!」
ライドマッハーのエンジンに火を入れてドライバーを確認して、いつでも使えるようにドライバーを装着する。校門まで移動して少し待っていると旧校舎付近で重加速空間が発生する。急いで戻るか考えていたところで元士郎がライドチェイサーでこちらに向かってきた。
「向こうは会長が抑える!!オレ達は教会に行けって!!礼を考えとけよ!!」
「帰ったら先輩にケーキでも差し入れるさ!!」
二人で並走しながら夜の街を駆ける。教会付近でも重加速空間が発生しているのが分かる。教会にライドマッハーとライドチェイサーにのったまま突っ込み、悪魔稼業先であったはぐれ神父を跳ね飛ばす。あいつは重加速の影響を受けてないな。まあ、気絶したからいいだろう。
「イッセー、地下から力を感じるぞ」
「行くぞ、元士郎!!」
オレはゼンリンシューターを、元士郎は信号機に斧がくっついたような物を持って地下への階段を降りていく。扉を蹴りやぶった先にオレを殺した堕天使と大勢のはぐれエクソシストと気を失って十字架に磔にされたアーシアが居た。
「ふぅん、本当に重加速の影響を受けないのね」
「そっちこそ重加速を発生させられるとはな。ロイミュードを研究しやがったか」
「さあね、私は便利だからと渡されたものを使ってるだけよ。それで、何をしに来たのかしら?」
「必要ねぇだろうが、行ってやるよ。アーシアを助けに来た!!それだけだ!!」
「オレはその付き添いだ。まあ、重加速を生み出せて犯罪を犯し放題なんてことにはさせない!!」
「はん、あんた達みたいなガキに私の目的の邪魔はさせないわ!!やってしまいなさい!!」
「行くぞ、元士郎!!」
「ああ、イッセー!!」
ドライバーのパネルを上げてシグナルバイクを挿入してパネルを叩いて下ろす。
『シグナルバイク!!ライダー!!マッハ!!』
『シグナルバイク!!ライダー!!チェイサー!!』
「「変身!!」」
一瞬のうちにオレ達の体がスーツとアーマーに覆われる。
「なっ、仮面ライダー?」
オレ達以外が驚いて少しだけ動きが
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