暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
1222話
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、嫌悪感を抱くなというのが無理な話だ。

「ま、それでも集めるのは無人機や量産型Wがやるんだから、マブラヴ世界よりはマシなんだけどな」

 呟きながらドリフト内部を進み、ホールへと突入。
 そのままマップデータを確認し、まだ埋まっていない方へと続いている方へと進む。
 ホールの中でも相当の戦闘が行われていたのだろう。いたる場所にドリフト同様にBETAの死骸が転がっている。
 中には機械の部品と思われる物が転がっていたりもするが、恐らくBETAとの戦いでダメージを受けたのだろう。
 それでも機体の残骸がないという事は、また戦闘が可能な小破だったのか、それとも地上へと戻って母艦に収容されたのか。
 どちらにしろ、ここで死者が出ていないようで何よりだ。
 そのままドリフト内部を進んでいくと……やがて、止まっているMSを発見する。
 M1アストレイが4機。
 特に怪我をしている様子も見えないが、何かトラブったのか?
 それこそ、バッテリー切れとか。

「そこのMS、どうした? ここで何をしている?」
『うん? ア、アクセル代表!? もうここまで来たんですか?』

 どうやら、俺達がハイヴに突入したというのは既に通信で知らされていたらしい。
 それはともかく……

「バッテリーでも切れたのか? こんな場所で止まっていると、BETAに襲われるぞ」
『いえ、トラブルではありません。次にどの通路……ドリフトでしたか。そのドリフトを進もうかと相談していました』
「なるほど。まぁ、これだけ広いとうんざりすると思うが、BETAには気をつけろよ。それとももし何だったら、俺と一緒に行くか?」
『いえ、大丈夫です。私達としても、そう簡単にBETAにやられるつもりはありませんので』
「そうしてくれ。じゃあ、俺は先に行くぞ」
『はい、お気を付けて。この辺のBETAは片付け終わっていますが、BETAはどこからともなく現れます。特にスリーバードリフトから姿を現したりして、こちらの油断を突いてきますから』
「分かった。忠告、感謝する」

 短く通信を送り、そのままM1アストレイ部隊と行き交う。
 そうしてドリフト内部を真っ直ぐに進んでいくと、派遣兵団の活動している場所に入ったのだろう。メギロートが飛んでいるのを見たり、シャドウが飛んでいるのを見たりといった具合に遭遇し始める。……例の如く、空を飛べないイルメヤは外だが。
 何だかんだでシャドウミラーの機体が最も多いのだから、これは当然だろう。
 俺から見る限りでは、小破したりしている機体はメギロートに多少あるくらいで、シャドウは基本的に無傷だ。
 まぁ、メギロートはバリアの類は存在しないけど、シャドウはG・テリトリーがあるしな。
 量産型Wから軽い情報収集をしながら進んでいくと、
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