暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
マブラヴ
1222話
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いるデータを送信します』

 その言葉と共に、現在判明しているハイヴ内の構造が送られてくる。
 これは、中に先発している機体から一定時間事に通信として自動的に送られてくるようになっているデータを纏めたものだ。
 勿論俺が潜っていたマーズゼロでもやっていたが、それでもハイヴの広さを考えるとマップデータを100%にするってのはかなり難しい。
 実際、こうしてマクロス・クォーターから送られてきたデータを見る限りでも、そこにあるのはかなり虫食いのデータだ。
 この派遣兵団の部隊は、頭数では3つの戦力の中で最も多い。……まぁ、その分個々の能力は決して強力ではないのだが。
 それでもBETAを楽に殺せる武器を持っている機体が殆どである以上、どうとでもなる。
 ……まぁ、MSはバッテリー、KMFはエナジーフィラーと、エネルギーは有限だ。
 ある程度攻略したらそれぞれ交換したり母艦に戻って来たりしないといけないのを考えると、やっぱり力不足ではあるんだよな。
 一応バッテリーにしろ、エナジーフィラーにしろ、俺が知ってるよりも大分改良が加えられているって話だから、稼働時間はある程度確保してるんだろうけど。
 それでも、やっぱりS.M.SのVFとかはエネルギー補給とかいらないのを考えると、こういう時は強いよな。
 メギロートやシャドウは言うに及ばず。

「さて、じゃあ行くか。それぞれ自分達の出来る範囲でBETAを撃破して、アトリエや反応炉を見つけるようにしてくれ」

 そう告げ、ニーズヘッグを近くにあるゲートへと向かわせる。
 俺の後ろでも、ムウとギルフォードがそれぞれハイヴの中へと向かっているのが映像モニタで確認出来た。
 ただ、ギルフォードの機体は全長が60m近くあるから、ドリフトによっては結構動きにくいかもしれない。
 まぁ、母艦級がドリフトを掘っていると考えれば、そこまで心配する必要はないと思うが。
 そんな風に考えながら、ニーズヘッグでハイヴ内へと突入する。
 こうして移動しつつ見えてきたのは、そこら中に散らばっているBETAの死骸。
 それは地上でも同じだったが、基本的に地上のは広いだけに死骸の数もあまり目立たない。
 だが、ハイヴの内部はドリフトという道を進む為、どうしてもBETAの死骸が目立ってしまう。
 まぁ、この死骸もいずれキブツでシャドウミラーの利益になるんだと思えば、そこまで嫌悪感を抱かなくても……いや、無理だろ。
 今はともかく、BETAというのは死ぬと強烈な悪臭を発する。
 それこそ、鼻が曲がるってのはこういう事かと思わせる程の。
 だからこそ、そのBETAの死骸をホワイトスターまで持っていかなければならない俺にとって、コンテナ越しであると分かっていても面白くない。
 そんなBETAの死骸に対して
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