マブラヴ
1222話
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でいるのは、言葉とは裏腹に面白そうな光だ。
「まさか、俺がBETAを相手にどうにかされると思っているのか?」
『そうだな、確かにそれは事実だ。それに雇い主に命令されたのであれば、こちらとしても無碍には出来ない』
「そういう事だ。……行かせて貰うぞ?」
『うむ、ここは私に任せてくれて構わない。そちらも構わないな?』
そう告げたジェフリーの言葉に応じるように新たな通信モニタが開く。
そこに映し出されていたのは、ギアス世界から派遣されている重アヴァロン級の艦長の周香凛に、アークエンジェルの方は……カガリだった。
「おい、何でお前がここで出てくる。お前は今回見届け人だろ?」
『む、それは分かっているさ。ただ、折角だから応援の言葉を言おうとしただけだよ。それより、マーズゼロとかいうハイヴを攻略しようとしていたアクセルがこっちに来てるって事は、コーネリアさんはシロガネの方に行ったのか?』
あー……なるほど。応援の言葉云々ってのはともかく、本音はこっちだったか。
確かにカガリはコーネリアに対して憧れを持っていた。
まぁ、凄腕のパイロットで作戦立案も可能、更には政治とかも出来ると、ぶっちゃけカガリの上位互換的な存在だったからな。
憧れるのも分からないではない。
「残念だがコーネリアは向こうだ。それで、俺が突入するのは構わないな?」
『ああ、それはいいだろ。元々私達はアクセルに雇われてここに来たようなものだ。それに、アクセルの強さを知らない奴なんかここにはいないだろうし』
『……確かに。ギアス世界側としても、アクセル代表がハイヴに突入するのに異論はありません。ただ、中で同士討ちになったりしないように気をつけて貰えれば。ただでさえKMFはMSやPTといった機体に比べてかなり小さいので』
周香凛の言葉に、確かにと納得してしまう。
KMFは例外こそあれど、基本的にMSやPTの半分程度の大きさの機体が多い。
PTの中でも小型であるニーズヘッグと比べても、圧倒的に小さい。
KMFの中でも大型であるガウェインやガレスですら、ニーズヘッグの半分もないのだから。
「安心しろ、こっちにそんな馬鹿な真似をするような奴はいない」
敢えて不安なのは、ヴァルシオン改に乗っているギルフォードだが……まさかそんなドジな真似をするとは思えないしな。
元々KMFに乗っていただけに、その辺でドジを踏む事はないだろう。
『そうか、それであればこちらも文句はない。アクセル代表の強さは、それこそカガリ殿が言ってるように、間近で戦いを見た私達が一番よく分かっているしな』
「悪いな。……さて、聞いたな。これからハイヴの中に侵攻する。データの方は……」
『モニカ君』
『はい、すぐにシャドウミラー各機に現在判明して
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