暁 〜小説投稿サイト〜
ロックマンゼロ〜救世主達〜
第34話 ハイウェイ跡地
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ンテオンの身体を削り取っていく。

「ハハハハハッ!!」

攻撃に構わず、パンテオンはこちらにアームを伸ばしてくる。

「甘い甘い!!」

クナイを連射してパンテオンに何十発も叩き込むと、僅かだがパンテオンの動きが鈍くなった気がする。

「クイアラタメヨ!!」

両手を壁に伸ばした後、部屋を大きく揺らした。

凄まじい振動で、落石が降り注ぐ。

「やばい!ダブルプラズマサイクロン!!」

即座にHXアーマーに換装し、降ってくる落石を回避しながらチャージを終えたダブルセイバーを振るって、二発の電磁竜巻を繰り出した。

電磁竜巻は落石を巻き込み、パンテオンをも飲み込んだ。

使い手であるルインは電磁竜巻の影響は受けず、電磁竜巻が消えると全身から火花を散らし、痙攣を起こしているパンテオンの姿があった。

「後、一撃!!」

通常のZXアーマーに換装すると、チャージを終えたZXバスターを向けた。

「これでとどめだーっ!!」

とどめのチャージショットが炸裂し、パンテオンが爆散した。

「少し遅くなった!急ごう!!」

LXアーマーに再換装し、ウォータージェットを噴かして部屋を飛び出た。

「残りのスイッチ…」

残りのスイッチがある場所をサーチ能力で索敵しながら突き進む。

メカニロイドやパンテオンを返り討ちしながらスイッチの元に行き、それを押していくと、ハイウェイ跡地の水位が更に下がる。

水位が下がったことで、イナラビッタの乗っている潜水艦は障害物にぶつかり、遅くなっている。

ルインは今の内に急ぎ、最後のスイッチを発見した。

「これで最後だ!!」

スイッチを押すと水位が限界まで低くなり、潜水艦はそのまま壁にぶつかっていく。

ルインはすぐさまシャッターを潜り抜け、そこには破棄された潜水艦と怒り心頭となっているイナラビッタの姿があった。

「鬱陶しい奴だなー!!ちょっとビビらせてやれば逃げ帰ると思ったのにーっ!!もう手加減すんの止ーめたっ!!オイラはバイル・ナンバーズ、チルドレ・イナラビッタ!!その気の強そうなツラ、恐怖で凍り付かせてやるよっ!!ガイデッドミサイル!!」

いきなりルインに向けて誘導ミサイルを放ってきた。

相手は氷属性のために炎属性のFXアーマーが有利なので、FXアーマーに換装する。

水位を下げたことにより殆ど地上と大差ない。

「喰らえ!!」

ナックルバスターのショットで誘導ミサイルを迎撃し、ショットをイナラビッタに向けて三発放つ。

「ノロマ〜!!」

壁を駆け上がりルインに向けて急降下してくる。

「メガトンクラッシュ!!」

しかしルインは急降下してくるイナラビッタにナックルバスターによる
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