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ハイスクールD×D〜黒衣の神皇帝〜 再編集版
補習授業のヒーローズ
匙とヴリトラとの会話×黒鐵神殿へのお導き
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した・・・・私やシーグヴァイラのように心が強くないと思います」

親友のソーナ会長でもダメだったのか。

「代わりにこう言う時にうってつけの相手を呼んでおきました、私は信じています。一誠が戻ってくる事を・・・・」

「うってつけの相手?」

一体誰を呼んだのか教えてくれなかったが、誰を呼んだのだろう?ソーナ会長は薄く笑まれるだけだったが、一誠君が必ず復活して戻ってくると信じ切っているようだ。僕がフロアに戻ってくると、丁度テレビには首都の様子が映し出していた。

避難が続く状態であり、大勢の人々が冥界の兵隊により安全な場所に導かれて行く所を映していたようだ。テレビに映し出される首都の子供達だったが、レポーターの女性が一人の子供に尋ねたのだった。

『僕、怖くない?』

レポーターの質問に子供は笑顔で答える。

『へいきだよ!だってあんなモンスター、くろがねさまがきてたおしてくれるもん!』

満面の笑顔でそう応える子供だったが、手には第二の姿である黒鐵様を模した人形が強く握られている。画面の端から元気な顔と声が次々と現れていく様子を見るけど、不安ではなく希望を持ってインタビューに答える子供達。

『そうだよ!くろがねさまがきてたおしてくれる!』

『くろがねさま!くろがねさま!』

子供達は不安な顔一つ見せずに、ただただ『黒鐵様』が助けてくれると信じ切っていた。

『はやくきて、くろがねさま!』

子供達の元気な姿を見て僕は・・・・口元を押さえ、必死に込み上げてくるものを堪えていた。見ているかな、一誠君。君を待ち望む子供達の姿、皆不安な顔一つ見せてないし創造神黒鐵様が助けてくれると信じ切っているよ。

「俺達が思ってる以上に、冥界の子供達は強い心情を持っているようだ」

「そうね、そしてその力は一誠を呼ぶ力かもしれない」

突然の声!いつの間にいたのか隣にその男と女がいた。

「貴方達は!」

「兵藤一誠は、いや違うな・・・・黒鐵様はとてつもなく大きなものを冥界の子供達に宿したんだな。久しいな、木場祐斗。リアスに会いに来た」

「お久しぶりです、木場祐斗。本来なら私はアガレス眷属と共にですが、黒神眷属の命を受けて参りました」

その人はサイラオーグ・バアルとシーグヴァイラ・アガレスだった。ソーナ会長に呼ばれたというサイラオーグさんとシーグヴァイラさんは、僕を連れて部長の部屋の前に到着する。するとシーグヴァイラさんは通信機をハメて誰かと会話をしていたが、サイラオーグさんも分かっているのかしばらく待っていたようだ。

『奏様、今リアスさんの所へ到着致しました』

『そうですか、ならばリアスさんが持っている黒の駒をこれから送る魔法陣の上に置いて下さい。そうすれば、黒鐵神殿のキー
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