補習授業のヒーローズ
匙とヴリトラとの会話×黒鐵神殿へのお導き
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メだと思うね」
僕は今の状態を言いながらだったけど、今の心情を語ってからグレモリーのあるべき姿を重ねてから言うと匙君が笑みを浮かべて大きく頷いた。
「だよな」
笑みを浮かべていた匙君だったが、一転して表情を怖くする。
「兵藤を殺した奴は分かるか?『我も知りたい』俺の相棒であるヴリトラも、同じ気持ちとして話してくるからな。知っているなら教えてくれ」
「うん分かるよ、どこにいるかまでは知らないけどね。一誠君が創造した地球の一つ『ナイトメア』は旧魔王派を救う為に創られた星と言うのは知っているよね?でもそれを知らない残党共がいたのさ。旧魔王派と英雄派の残党がね、神殺し系統の剣や弓矢に塗られた毒で殺されたらしいよ」
「そうか。会長も言ってたんだ、兵藤を殺したのは神殺しの剣や弓矢で殺ったと。アイツを殺した奴らは、旧魔王派と英雄派の残党をぶっ潰せばいいのか。全員ヴリトラの黒炎で燃やし尽くしてやるよ『その時は全力でカバーさせてもらうぞ!我が分身よ!』ああ、頼むぜヴリトラ!」
「匙君とヴリトラは、赤龍帝と白龍皇のように会話をするみたいだね」
『我は初だが、ドライグやアルビオンは歴代だとこうして話していたようだ。だが我は信じている、一誠がタダで死ぬような者ではないと知っているからな。創造神黒鐵である一誠は、簡単に死ぬような男ではないからだ』
匙君とヴリトラとのコンビネーションは、まるで赤龍帝と白龍皇が喋っているように思えた。内から凄まじいオーラを内部から滾らせていたし、今まで背中を追い掛けるように辛い修業を耐えて来た。それにヴリトラは呪いの黒炎として、死んでも消えない呪術的なのがある。
「死んでもらっては困りますが、私も我慢しているのですよ。匙」
振り向けばそこにはソーナ会長の姿があった。
「会長」
「匙、感情的になるのは分かります。普段冷静の私まで感情が爆発しそうなのですが、戦うなら生きて燃やしなさい。私の夫である一誠君の言葉ですが、ヴリトラも今まで以上な出力で頼みましたよ」
ソーナ会長もか・・・・一誠君の言葉を聞いた匙君は、涙を袖で拭いて大きく頷いて再度自分の相棒であるヴリトラとどう相手を倒すかを考えていた。とこちらに視線を移したソーナ会長。
「私達はこれで失礼します。魔王領にある首都リリスの防衛及び都民の避難を協力するよう、セラフォルー・レヴィアタン様から仰せつかっているので」
最上級悪魔の強者は各ドウターの迎撃に回っているからか、政府は有望な若手に防衛と民衆の避難を要請している。僕達も本来ならばそこに行かなければならない状況だ。
「部長にお会いになられたんですね?」
僕の問いに会長は静かに頷かれた。
「部屋に籠りっきりです。私が問いかけても反応がありませんで
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