第7章 大魔闘演武編
ラクサス&シャンディーVSアレクセイ&ミーズ
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」
俺は再び闘技場を見て、驚く。
『(どうしたんじゃ!?)』
「(何て奴らだ!!!雷神衆にリサーナさん!!!!
見張りは意味ありません!!!!)」
『(何!?)』
『(はぁ!?)』
『(どういう事よ!!)』
雷神衆の3人がそう言う。
「(大鷲の尻尾メンバー全員出ている!!!!)」
「「「「「『(!!?)』」」」」」
「こいつは何のマネだ?」
「どういう事?」
本物のラクサスとシャンディーがそう言う。
「幻影魔法の一種だよ。
辺りにいる者には今こうして話している我々の実体は見えていない。
声も聞こえてない。見えているのは戦っている幻の方。
よくできているだろう?誰1人として気づいていない。
観客はお前ら2人が手も足も出ない映像を見ている。」
アレクセイはそう説明をする。
しかし、これを見破ったものが1人いるとは、アレクセイは知らなかった。
「ラクサス、お前はギルドでも慕われているようだな。
仲間が今これを見てどんな気持ちになっているかな?
そっちのガキは知らんが。」
「オイオイ全然意味わかんねぇぞ?
お前が幻とやらで勝って何になるってんだ?」
「その通り。我々の目的は勝利ではない。この幻影は周囲への目眩まし。
本当なら、お前だけのはずだったが、ガキの方は仕方なく入れてやった。」
「ア?」
「?」
アレクセイの言葉に理解できないラクサスとシャンディー。
「幻影は幻影、結果はいかようにも変更できる。
我々とラクサス、貴様との交渉次第では
お前達を勝たせてやる事もできるという事だ。」
「て、言ってるけど?」
「話にならねぇなぁ。」
ラクサスはそう言い、上着を脱いで、地面に落とす。
「幻なんか関係ねぇんだよ、今ここで現実のテメエを片付けて終わりだ。」
ラクサスは体から雷を放ちながら拳を握る。
「そう。じゃ、僕もこっちに!」
シャンディーはラクサスの方へ行き、アレクセイの方を向く。
「それは無理。」
「現実はキビシイでサー。」
「いかにお前と言えども大鴉の尻尾の精鋭を同時には倒せんよ。」
「ククッ。」
「・・・・・・。」
「来ましたか、皆さん、ひひひ・・・。」
アレクセイの後ろから、待機場所にいるはずのメンバー達が現れた。
「そしてもう1つ、俺の強さは知ってんだろ?バカ息子ォ。」
アレクセイは仮面を外した。
正体はマカロフの息子にしてラクサスの
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