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天才小学生と真選組の方々。
疑問
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と総悟じゃあ、あっという間に突っ込み合戦になってしまう。
ここには、かなり長い時間居そうだな、と思い、私はため息をついた。

「ただいま〜。」
「あーもう疲れたアル!」とソファーにボフッ、と埋まってしまう神楽ちゃん。可愛い。私も神楽ちゃんと一緒にボフッてしようかなー、なんて考えていると、土方さんに「ボフッはいいから早く事件解決するぞ」と言われてしまう。
なんで考えてることがわかっちゃうかなー、超能力者なのかなぁー、と考えながら仕方なく少年探偵団と平次君、真選組の集まりに入る。真面目な話になりそうだったから、総悟に話しかける。
「ねぇ、なんで土方さんは私の考えてることがわかっちゃうかなー。わかんなくていいんだけど。」
すると総悟は突然黒い笑みを浮かべ、わざと大声で言う。「土方さんは恋奈さんのことが好きだからでさぁ」
みんなの目が総悟に向けられた。土方さんは真っ赤になりながら、「総悟テメェ…」と刀を取り出しかけている。
「あれれー?」総悟は黒い笑みをまだ浮かべながら続ける。「冗談で言ったつもりなのに、土方さんったら真っ赤になってますねぃ。まさかの…」
「ってちげーよ!なんで俺があんなやつ好きにならなきゃいけねーんだよ!」
「え!?大串くん、恋奈のことが好きなの?まじかー、応援するよー」
「ブスなお前とめちゃめちゃ可愛い恋奈なんて釣り合わなさすぎアル。ま、恋奈の気持ちを聞いてからデートとかするんだったらいいヨロシ。」
「土方さん、頑張ってくださいね!僕も、万事屋も応援してます!」
「万事屋ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!まじ斬るぞコルァ!」
そんなことを言いつつも、土方さんの顔はまだ赤い。それをまた総悟がいじる。
「土方さん、まだ顔が赤いですぜぃ。」
「るっせぇ!ていうか種を蒔いたのはお前だろーが!もう、事件解決するぞ!真面目にやれ!」
の一言で、みんなが真面目にやり始める。
総悟は私の方を向いてニヤリと笑った。
「土方さんはやっぱり恋奈のことが好きでさぁ。」
「ありえないから。うん。解決しようか。うん。」
とはぐらかしたことは言うまでもない。






その後、土方さんに「俺はオメェのこと好きとか思ってねぇからな」とぶっきらぼうに言った土方さんの顔が少しカッコよかったのはなぜだろうか。
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