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IS<インフィニット・ストラトス>一人の孤独者
2話『孤独者とイギリスの貴族(笑)』
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ーーーーやっぱり、いいです!」

俺は自分の名前が出される寸前にその女子を睨み、推薦を取り消させる。

(…………危ないところだった。こんな役職につけば、嫌でも周りが何かを言ってくる。………………こういうのは俺にはむいていない)

「待ってください!納得がいきませんわ!」

バンッと机を叩いて立ち上がる休み時間の時にうるさかった女。

「そのような選出は認められません!大体、男がクラス代表だなんていい恥さらしですわ!私に、このセシリア・オルコットにそのような屈辱を一年間味わえとおっしゃるのですか!」

(…………うるさい。それにムカつく)

俺はうるさい女の言っていることに多少、キレかけていた。

「実力から行けば私がクラス代表になるのは必然。それを、物珍しいからと言う理由で極東の猿にされては困ります!私はこのような島国までIS技術の修練に来ているのであって、サーカスをする気は毛頭ございませんわ!」

「大体、文化としても後進的な国で暮らさなくてはいけないこと自体、私にとっては耐え難い苦痛でーーーー」

「イギリスだって大してお国自慢ないだろ。世界一まずい料理で何年覇者だよ」

今まで誰もうるさい金髪女の話に反論などしなかったが、ここでバカが言い返した。

「…………フッ、フフフッ」

俺はバカが言い返したことに少しだけバカを見直し、笑いを堪えるので必死だった。

(………………久しぶりに笑わせられた。…………あのバカは少しだけ見直してやるか。ほんの少しだけだが)

「あっ、あっ、あなたねぇ!私の祖国を侮辱しますの!?」

「決闘ですわ!」

バンッと机を叩いて宣言する金髪女。

「おう。いいぜ。四の五の言うよりわかりやすい」

売り言葉に買い言葉。

バカは金髪女の誘いにのった。

「言っておきますけど、わざと負けたりしたら私の小間使いーーーーいえ、奴隷にしますわよ」

どんどんと話が進んでいくなかで俺は顔を伏せていた。

(…………面倒事はバカがなんとかするだろう。俺は関わりたくない)

「それから、そこのあなたも決闘を受けてもらいますわよ!……先程、私をみて笑っていたのを見ていましたから」

初めは誰か他の奴が指名されたと思っていたが、金髪女を見て笑いを堪えていたのは、恐らく俺だけ。

つまりは、こいつは俺に勝負をしろと言っている。

俺は伏せていた顔を上げ、席から立つ。

そしてそのまま金髪女の前に行くと首をつかみ、机にそのままぶつける。

周りからは信じられないものを見たという表情が見られる。

「孤賀!お前、何をしている!」

(何をしている?…………俺は勝負を売られたからそれを、潰しただけだろう)

「…………勝負しろ
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