【第1部】
【第1章】幼子世界を超える。
溺愛の兆し。
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最初はきゅうっと目を瞑って衝撃に備えて涙を耐えたのですが、心地よい風を感じる速度で景色が変わっていくのを楽しいと感じるくらいに安全な飛行でした。
楽しそうにきゃっきゃと声を上げたゆずに、リヴァイは静かに微笑むと、『単純な奴だ』と呟きますが、その表情はとても穏やかです。
「りぃーっ。きゃーっ。ぴゅーっ。きゃーっ。」
「たく・・・。煩いやつだ。泣くか叫ぶか笑うかどっちかにしろ。」
この先が思いやられると思いながらも、今後この腕の中にいる幼子が、自分の目の届く場所でどう成長していくのか楽しみに感じるリヴァイなのでした。
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