マブラヴ
1221話
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いう事でどうかな?』
コーネリアの言葉に一瞬ギルフォードが何かを言いたそうな表情を浮かべていたが、結局は何を言うでもなく、黙り込む。
多分さっきのやり取りが効いたのだろう。
「じゃあ、それで決まりって事でいいか。メギロートとシャドウは半々でいいよな?」
その言葉に、シャドウミラーのメンバーの皆が頷きかけ……
『待て、いざという時の為にここに誰かを置いて行った方がいいんじゃないのか?』
イザークがそう告げてくる。
「修羅達をここに置いて行く以上、確かにそれもありかもしれないが……量産型Wで指示出来るんじゃないか?」
『アクセル、修羅達に過剰な期待を寄せるな』
何故か悟ったような表情で呟くイザークだが、俺がFate世界に行っている間に修羅達と何かあったのか?
まぁ、修羅もイザークも基本的に気が短いというのは事実だ。そうである以上、何らかの理由でぶつかったとしてもおかしくはないけど……
「じゃあ、どうするんだ?」
『俺がここに残って修羅やイルメヤを使ってマーズゼロ探索の指揮を執ろう』
さすがにこれは予想外。
イザークの様子から見て、修羅を嫌っているんだとばかり思っていたが……まさか自分から残るとか言い出すとは。
いやまぁ、確かにそうなってくれれば助かるんだが。
どちらのハイヴの援軍に行くにしても、数という面で重要なのは結局シャドウとメギロートの数なのだから。
元々両方のハイヴに向かっている戦力は、十分にハイヴを攻略出来るだけのものだ。
その辺を考えれば……
「分かった。俺はイザークの提案に賛成する」
『私も同じくだ。……まぁ、修羅王のアルティスが来ている以上、問題はないと思うが』
『それでも念の為って事でしょう』
コーネリアとマリューがそれぞれ賛成し、ムウやギルフォードも同様に賛成する。
こうして全員一致で話は決まった。
「じゃあ、そういう事で……まず俺の方から行くか。シャドウとメギロート、それとムウとギルフォードはこっちに集まってくれ。俺が向かうのはどっちだ?」
『ふむ、そうだな。ニーズヘッグがいるし、戦力的には私達よりも多いのだから、派遣兵団の方を頼めるか? 向こうもメギロート、イルメヤ、シャドウといった機体がメインだが、派遣兵団という事もあって色々な機体が混ざっている筈だ。もしかしたら混乱してBETA相手に手間取っている可能性もある』
「……あるか?」
コーネリアの口から出た言葉に、首を傾げる。
S.M.Sやオーブ、陽光の部隊はそれぞれがこれまでにもマブラヴ世界のハイヴ攻略作戦に手を貸した事がある。
だとすれば、BETAを相手に手こずるような事があるとは思えないんだが……
あ、いや。でもアークエンジェルの艦長をし
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