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遊戯王ARCーX 〜波瀾万丈、HERO使い少女の転生記〜
二十五話 ー 舞え、幻奏の歌姫!、です。ー
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子はターンを終えた。
[柚子]
LP2700
手札0枚
魔法・罠伏せ無し
『奇跡の光臨』
場
『幻奏の華歌聖 ブルーム・ディーバ』
「さて、どうしようかね〜……」
視線を下へと向け、己の手札を確認する。
柚子のブルーム・ディーバは対特殊召喚と言っても過言はない。 それ故に火力をエクストラデッキに頼っている私には少々荷が重い。 しかし、いくら破壊耐性を持っていようとバウンスは通る。 もちろん、バウンス効果持ちのカステルは入っているし、柚子は伏せカードも無ければ、墓地で発動するようなカードもなく手札も
満足
(
0枚
)
。 迷わず、カステルでも出して効果をブッパなしたいところだが、しかし今行っているのは普通のデュエルではない。 アクションカードという不確定要素があるアクションデュエルだ。 効果対象に取られなくするアクションマジックでも使われたらひとたまりもない。故に下手に動けない。
「まぁ、考えて仕方ないし……ドロー! 『貪欲な壺』を発動!」
電光千鳥、スターダスト、アブソルートZero、エスクリダオ、ブレイズマンを戻して二枚ドロー。
おっ……? 今手札へと加わったカードを見て、ほくそ笑んだ。
「まぁ、今更だけど……この際手段は問わないでいこう。 魔法カード『おろかな埋葬』を発動し、『ハネクリボー』を墓地に送るよ」
「……ハネクリボー?」
なぜ今そんなカードを……? と柚子が訝しげな視線を向けてくる。ハネクリボー自体には、墓地で発動する効果など持ち合わせていない。 だが、彼女は知らない。ハネクリボーが墓地に存在することで発動条件を満たすカードの存在を。
「ライフを半分支払い、魔法カード『賢者の石 ー サバティエル』を発動! このカードは墓地に『ハネクリボー』が存在することで発動がすることができる。 そして、その効果はデッキから『融合』または『フュージョン』と名のつく魔法カードを手札へと加えられる。 私が手札へと加えるのはーー
目の前に、透き通るような緑色の石が現れ、神秘の輝きを放つ。 それは皆が見つめる中、一枚のカードを創造した。その名は究極の融合……
「ーー『超融合』を手札へと加える。 さらに『Eー エマージェンシー・コール』を発動し、『E・HERO ブレイズマン』を手札に加え、召喚! 効果でデッキから『融合』を手札に……そして、手札を一枚捨て、『超融合』発動!」
「けど、優希! あなたの場にはモンスターが一体だけ。 それに手札もない。 それでは、融合召喚はできない!」
「ーーいや、融合素材はいるよ。 柚子のフィールドにね!! 『超融合』は互いのフィールドのモンスターで融合できる! 」
「なっーー!?」
「私は『E・HERO ブレイズマン』と『幻奏の華歌聖 ブルーム
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