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学園黙示録ガンサバイバーウォーズ
第五話
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ンダの外からみる光景は混沌としていた。警察が封鎖を続けて<奴ら>から逃げようとする退避民に、そこから退避民を通さないとする警察の光景であるからだ。

なにより退避した連中がバリケードの中でプラカードを持って何か騒ぎ始めていた。俺は気になりテレビをつけてみる。

『警察の横暴を許すな!』

抗議デモだ。

その言い分は、あまりにも映画の見過ぎなんじゃないかと思う内容だ。自衛隊とアメリカ軍が共同開発した生物兵器による殺人病の萬栄について徹底的に糾弾するというものだ。

自衛隊とアメリカ軍で共同開発した生物兵器の影響なら、アメリカ本土の被害は最小限に抑えるように政府や軍上層部が手を打つはずだ。


「アホかこいつら。映画の見過ぎじゃないか?」

俺は思わず本音を呟く。

「警察に明確な説明を求めているじゃないと思うよ。この異常な状況に対して一向に収まる気配がないから、それに対して不満を思っているんだよ。とにかく不満をぶつけるはけ口が欲しいんだよ。彼らは」

「詳しいですね」

「こういうデモ活動の取材は何回も行っているからね」


流石は現役のジャーナリストだけあるなタカトさん。現場で見てきたからこそ言える真実味のある言葉だ。

テレビを見ると初老の男性警官が、デモ活動を誘導している中年男性に近づいて警告を出すが、それどろか余計に増長して抗議を続ける。そして初老の警官は、リボルバーを中年男性に向けた。そして発砲した。そして悲鳴があがり、テレビは消えた。

俺達はテレビを見て固まっていた。それはそうだろう。職務に忠実だと思われていた警察が市民に向けて発砲して黙らせる実力行使が日本で実行されるなど誰が想像できるだろうか?

この場にいる皆は、今の光景を見て思ったはずだ。もう、警察もまともに機能していないと。

「警察もそろそろ組織的に限界が来ているか」

「直ぐに動いたほうが……」

「いや。明るくならないと<奴ら>にやれられる可能性が高くなる。」

そう俺達が話し合っていた時だった……。

「こっむっろっくーん♪」

鞠川先生が小室に抱き付いた。着ているのはバスタオル一枚だけ。

「せ、先生!酔っているんですか!」

「ちょっと、ちょっとだけよ。ふふ〜ん」

どんなエロゲーだようとツッコみたくなるよな。何しろ美人の天然巨乳先生に、バスタオル一枚で抱き付かれる光景なんて誰が現実に起きると想像できるよ。

バスタオルを巻いているだけのエロ過ぎる鞠川先生の光景に、平野も卓造も鼻の下を伸ばしている。タカトさんもどう反応していいか困っている。それはそうだろうよ。この光景は思春期な男は刺激が強すぎるものな。

あ、今度は平野と卓造に突撃した。二人にほっぺにキスして抱き付いいて
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