犬神狼と言う男
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「マスター」
「どうしたの?ゴキ、直哉君に何かあったの?」
「いえ、犬神の力を感じたので、来たんです」
「何で、お前がここにいやがるんだ、犬神」
「何だ鬼か?貴様もこの世界にいたのか?」
「当たり前だ、俺と千明は、パートナーだからな」
「前鬼・・・あんた」
「俺としちゃあ、千明よりさくらと直哉の方が、パートナーのがいいがな」
「確かにその気持ちは、わかるぞ鬼よ」
「何ですって!!前鬼犬神許さない」
「千明お姉ちゃん落ち着いて」
アイリスが千明をお落ち着かせようとしていると、犬神が呪詛で、苦しんでいる直哉を見つけた。
「おいあの子、呪いを受けてるんじゃないのか?」
「ええ、そうよ、でも私達では解除は無理なのよ」
「おい、さくらと言ったな、俺がこの子の呪いを、解いてやる」
「え、出来るの犬神君?」
「ああ、この勾玉を使えばな」
そして犬神が、首にかけている勾玉を外し、勾玉を直哉の前にかざすと、勾玉は青白く光りだした。
「うがあああ」
直哉君!!」
さくらが、直哉の叫びを聞いて近寄ろうとした時、犬神が叫んだ。
「さくらまだ近づくな、この呪い、人に寄生するぞ」
「おい術士の女、早く鬼の封印を解け」
「仕方がい行くわよ前鬼」
「おう」
「我解くる鬼神の呪縛、秘呪の刃にて、封呪を絶つ破呪ヴァジュラオンアーク幻臨せよ、汝ZENKI」
「鬼神ZENKIここに現臨」
「うわあ、これが大きくなった前鬼なの?」
「どうだアイリス俺様は、カッコいいだろう?」
「うんカッコいいよ、前鬼」
そして犬神と、ZENKIは、協力し直哉に取り付いていた呪詛を消滅させた。
そのころ・・・
「馬鹿な私の最強の呪詛が、消滅するだと」
「パトリック様どちらへ行かれますか?」
「ええい、離せ私は、これから・・・がはっなに・・をするサタン」
「ふっ貴様は死ね、もう貴様たちは用済みだ」
「せめての情けだこいつと共に消えろ黙示録の三騎士よ」
そして、パトリック達は消えた。それに伴い帝都のダンジョン化は止まり元に戻った。
そして、ついにサタンが2度目の世界に宣言をした。
「時は再び満ちた、この世界を何も無い原初の状態に戻す」
シャノワールでは・・・
「オーナー大変です。2年前に帝国華撃団に倒された筈の悪魔王サタンが生きていて世界に向け、話しています」
「何だって!!」
「来たれ、来たれ、来たれ時は満ちた」
「この世界の最後の時だ」
「そんな事はさせないぞ、悪魔王サタン」
「何!!再び我の前のたつのか?
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