暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのは 平凡な日常を望む転生者
第34話 フェリア帰郷
[4/5]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
迎えに行くっスよ!!」

「えっ!?でもウーノ姉に怒られないかな?」

「いや、行こう」

「チンク姉の言う通りだ。あんな奴でも私達の家族だしな」

ノーヴェの言葉に3人は頷いた。

「それじゃあ、レッツゴーっス!!」

ウェンディの掛け声で4人はスカリエッティのラボへ向かった………






「着いたっス〜!」

4人は今、スカリエッティの部屋の前にいる。

「さてそれじゃあ………」

「入るっスよ〜!」

「「「ちょ!?」」」

勝手に中に入っていく末っ子の行動に慌てる姉達。

だが…………

「どうしたんだいウェンディ?」

「お腹でもすいた?クッキー食べる?」

スカリエッティとウーノの反応は普通だった。

「あっ、食べるっス。………って違うっス!!レイ兄はどこっスか!?」

キョロキョロと周りを見て探すウェンディ。
だが零治の姿は見当たらない。

「まさか、ドクター!!男の体まで興味を持ち始めたのじゃないんスか!?」

「んなわけあるか!!」

後ろからウェンディの頭にチョップを食らわせる。

「痛い〜!!ってレイ兄、無事だったんっスね!?」

そう言って飛びつくウェンディ。
だが、零治はそれを避けた。

「あぐっ!?」

「うわっ、痛そう………」

「避けることはないんじゃないか………?」

「何されるか分かったもんじゃないからな。それとノーヴェ久しぶり」

「お、おう………」

フェリアの後ろから返事をするノーヴェ。

っていうか隠れるなよ。

「フフッ、ノーヴェも嬉しそうですね」

「そうですか、俺にはそう見えないんですけど………」

「私のカンはよく当たるのよ」

「本当ですか?ウーノさん」

「どうかしらね」

「どっちなんスか………」

「あれ、なんかフレンドリーじゃない?」

「そうだな。零治、一体何があった?」

「えっ!?別になんにもなかったんだけど………」

取り敢えず、話した内容を簡単に話した。

「零治が黒の亡霊だったとは………」

「あの時に言ってくれればよかったのに………」

「私達は正直に話したのに、零治は嘘ついてたんだな………」

「最低っス、見損なったっス………」

ジト目で見られる俺。
まぁ隠してたのは悪いと思うけどさ………

「まさか、完璧に気づかれるとは俺も思ってなかったんだよ………」

そう言いながらスカリエッティを見る零治。

「まぁいいじゃないか、こうして話せて面白かったよ」

「まぁ俺も楽しかったけどさ………」

「もうすっかり仲良しっスね」

意外と話があって俺も驚いてるけどな。

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2025 肥前のポチ