第四十二話 竹田大尉!アメフトはハード!!その十
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「これって完璧だろ」
「これ以上の勝ち組はないぜ」
「しかもギャンブルはイカサマで勝っててアフィでも儲かってる」
「どうだ、俺達もてる条件揃ってるだろ」
「人はお金や地位より人格よ」
カップルのお姉さんの言葉だ。
「幾らお金持ちでも性格悪いとアウトでしょ」
「その通りだ、俺は苦学生だけれどな」
カップルのお兄さんも言う。
「御前等みたいなことはしないし言わないからな」
「あんた達こそ最低っていうのよ」
「本当に人間の屑だからな」
「そんなあんた立ちに誰が付き合うっていうのよ」
「そんなことがあるかよ」
カップルがこう言うとだ、二人はここでも中指を突き立てて言い返した。
「うっせえ、精々結婚して不幸せな家庭築きやがれ」
「悪ガキとか家のローンに悩ませるな」
「そんな不幸せな生活しやがれ」
「そして髪の毛抜けて太りやがれ」
熟年になるとそうなっていく。
「そしておっさんおばさんになってな」
「それで精々テーマパークをガキと楽しんどけ」
「結婚してからのテーマパークは地獄だぜ」
「子供連れだとな」
子供の世話をして何をしでかさないか見ていなくてはならないからだ。
「そして一日たっぷりと疲れてな」
「翌日疲れた身体で家事と出勤だ」
「そうなりやがれ」
「俺達が酒池肉林を楽しんでる間にな」
「皆、いいわね」
幼稚園の先生が高らかに言う二人を指差してその幼稚園の子供達に語っていた。
「あんな大人になったら駄目よ」
「はい、あんな悪い人にはならないです」
「最低ですよね」
「ああなったら人間終わりですよね」
「どうしようもないですね」
「そうよ、あの二人を見てね」
そうしてというのだ。
「あんな風にならない様にするの」
「はい、わかりました」
「そうします」
「僕達あんな大人には絶対にならないです」
「日帝衆の人達みたいになります」
「皆さん、正しい人になりましょう」
幼稚園の先生は真面目に言う、だが。
二人はその真面目な先生にもだ、こう言ったのだった。
「うるせえんだよババア」
「そんなに俺達が駄目だってのかよ」
「俺達あんたには何もしてないだろ」
「それでそこまで言うのかよ」
「無関係な奴を馬鹿にする奴は梅毒持ったおっさんと不倫してやがれ」
「そして大変なことになってろ」
先生にはこう言うのだった。
「性病科でドン底の気分になって隔離療養受けろ」
「実際梅毒になったら大変らしいな」
今は完治する病気ではあるがだ。
「作者が中学時代先生から聞いた話だと感染したってわかったら関連の場所全部消毒らしいな」
「その先生が高校時代にその消毒が先生の高校であったらしいな」
「いや、高校生で梅毒に感染か」
「怖いけれど羨ましいな」
そう
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