第四十二話 竹田大尉!アメフトはハード!!その九
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「閣下、お待ちしていました」
「はい、竹田大尉これより」
「出陣ですね」
「枚方に行きましょう」
「わかりました」
毅然とした声でだ、竹田は瞬に答えた。
「選手達と共に参りましょう」
「そしてそのうえで」
「私達がですね」
「ジャスティスカイザーに勝ち、です」
「日帝衆の世界貢献をさらに進めるのですね」
「あの半島を再統一してです」
日帝衆に諦めるという言葉はない。
「そしてです」
「そのうえで、ですね」
「あの半島を万全に統治して」
「今度こそは」
「そしてあの半島に平和と繁栄をもたらすのです」
そしてそれ自体がというのだ。
「これもまた世界貢献です」
「その世界貢献を果たす為にも」
「日帝衆に勝ちましょう」
「是非」
こうしたことを話してだ、そしてだった。
日帝衆の者達は大阪の枚方パークに向かって出陣した、その彼等を見送る花園の人達は彼等を日章旗を振って見送った。
「頑張ってきて下さいね」
「神仏が皆さんを見守ってくれています」
「あの外道共に今度こそです」
「勝ちましょう」
バスで行く彼等を旗を振って見送るのだった、そして。
ひらかたパークではだ、ジャスティスカイザーがいたが。
その彼等にだ、子供達が小石を投げつつ罵声を浴びせていた。
「死ね、馬鹿!」
「今度こそ負けろ!」
「ジェットコースターに踏まれて死ね!」
「観覧車から落ちて死んじまえ!」
「へっ、テーマパークにガキは付きものだな」
「あとカップルもな」
二人は自分達を汚物を見る目で見ている多くのカップル達も見ていた、、
「うざいことこの上ないぜ」
「テーマパーク自体は楽しいけれどな」
「まあ作者は何処でも一人で行くけれどな」
「テーマパークでもな」
実際は行ったことはない、テーマパークに一人では。
「けれど俺達はな」
「こんなところ男二人で行ってもな」
「面白くも何ともないぜ」
「全然な」
「遊ぶ場所に行って甘いもの食っても」
「女の子と一緒じゃないと意味ないだろ」
それこそというのだ。
「テーマパークで遊んで最後はホテル」
「これしかないだろ」
「そんなの御前等にあるか!」
「馬鹿なこと言わないでよ」
今度はカップルが言って来た、大学生位のカップルだった。
「誰が御前等みたいな連中とデートするんだよ」
「あんた達性格悪過ぎよ」
「御前等には警察がお似合いなんだよ」
「お巡りさんにちやほやされてなさい」
彼女にではなく、というのだ。
「一刻も早く警察に捕まっちまえ」
「そうよ、悪いことばかりしてるんだから」
「へっ、好きなだけ言ってろ」
「俺達は勝ち組だからな」
死語まで出す二人だった。
「正義のヒーローだぜ」
「それだけで勝ち組
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