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グランバニアは概ね平和……(リュカ伝その3.5えくすとらバージョン)
第45話:大人の付き合い
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は出さないけど眼鏡を外した顔を拝みたいらしい。
減るモンじゃ無いのだし見せたい気持ちはあるけど、身分を偽ってるって言う立場上、見せるわけにもいかない。
それにプーサン時のリュカが、普段どんな言動なのかを聞く事が出来るので、この立場を崩すわけにはいかない。
グランバニアは王家としては堅苦しくない(リュカの
影響
(
所為
)
?)ので、息苦しさとかは無いが、それでも王妃として自覚しながら生活しなければならないのは大変。
でも
プーサン
(
リュカ
)
の妻……ルービスになれば気兼ねなく田舎娘感を出せる。
……やっぱり私は田舎娘なのね。
ウルフ君は正しかった……よし、帰ったらもう一発殴ろう。
因みに偽名の件だが、旦那が“プサン”を改造して“プーサン”なので、妻は“ルビス”を変えて“ルービス”だ。
因みにウルフ君に名前を伝えたら『何、その“厄介者”感ハンパない名前!?』と顔を顰める。
我が家では疫病神の名前だし、当然の反応だろう(笑)
「しかし旦那さんの言う通り、奥さん美人ですね!」
このモッサリした眼鏡女を見て本心で美人とは思わないはず……お世辞だわね。
「本当っすね。何時も女をナンパしてるから、奥さんは不細工だと思ってましたよ……ね隊長」
「ちょっとちょっとソウゴ君。妻の前で言っちゃう? そういう事言っちゃうの、君!?」
ソウゴと呼ばれた一番の若手……見た感じ、生意気さ・口および性格の悪さはウルフ君と近いモノがありそうだ。
「あれダメでしたかいプーサン?」
普通はダメだろ。
「う〜ん……まぁいいか。バレてるし」
「バレてるんかい!」
どうやら、この連中のツッコミニストはサガール君の様だ。
息子が居るのかと思う様な素早いツッコミ。
「しかしプーサン。俺は今日、世界一の美女と会いましたよ」
「僕の奥さんの事だろ」
この話の流れだと違うわよ!
「違いますよ。リュリュさんですよ! この国のお姫様……リュリュさんですよ!」
あぁ……あの
娘
(
こ
)
に会ったんだ。
「プーサンはお目にかかった事あるのか? この国じゃ王家の人間が城下を平然とフラ付いてるのだし……」
恥ずかしがり屋なのか、寡黙な男性……トシーと呼ばれてる彼が珍しく会話に参加する。
「さぁ……日頃から多数の女性に声をかけてるから、会った事があるのかもね。2億もの人口が居るから判らないよ」
「いやいやいや、2億と言ったって総人口でしょ……」
「そうだけど……2億人の内半分は男、そして半分は年齢制限に引っかかり、更に半分は容姿で落第する。まだ2500万人も居るよ。記憶に残んないよ」
「そんな人数、ナンパしたのかよ!?」
「そっか……この人数は無いな。だって更に半数以上は既婚および彼氏ありだろうからね」
「そう言う意味じゃね
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