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ガンダムビルドファイターズ 〜try hope〜 外伝
リクエストSP〜
リクエスト4!『3人の休日編』!
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「といっても」

しかしそれを遮るかのように

『大丈夫大丈夫。さあレッツゴー』

とだけ言い、一方的に電話を切られツーツーという音だけがその場に響いた。

「…………はぁ」





ーーー−−





「疲れた…………てか俺なんでこんな事してたんだっけ? 」

素振りを千回終えた俺は自室に戻り、タオルで汗を拭く。ベッドの上に置いていたスマホに着信が入っているのに気づく。

「なんだ? 」

スマホを手に取り確認すると、シノからラインで『課題の解き方を教えてください…………(^-^; 』っときていた。

「あー、やっぱり今回も駄目だったか。毎回必ず自分だけでやりきってみせるって言ってるけど、出来た試しもないしな。まあ勉強は苦手らしいし、仕方ないか」

『了解。今どこまで解けているんだ? 』っと返信すると、すぐに『問2です…………』っと返ってきた。

「まだ二問目かよ…………これなら通話で教えた方が早いか? 」

答えを写真に撮って送れば早いが、それじゃあシノのためにはならないしな。
『通話で教えるか? 』っと送るとすぐに既読はついたが、返信が返ってきたのは十分後だった。

『じゃあお願いします(^_^;) 』

シノからの了承も得たので早速通話をし、机の上に放り出されている課題を手に持って解き方を教える。

「違う。そこは虚数解で解くんだぞ」

『む、難しいわね…………』

「だからって、放置していると後々大変なことになるぞ?今のうちに最初の方をしっかり出来てないとな」

『善処するわ…………』

引き続きシノに勉強を教え、大体三十分ちょっと経つとシノも課題をやり終えたらしい。

『疲れたわ…………』

「お疲れ。にしても、シノは授業は真面目に受けてんのに何で勉強が出来ないんだろうな」

『それは私が聞きたいわよ。逆に何で、ヒロヤはそれほど真面目に受けてないのに勉強出来るのよ? 』

「それについては俺も知らん」

『なんでそんなにハイスペックなのよ…………少しは分けてほしいわね』

「んなこと言われてもどうにも出来ないぞ」

『はあ……………にしても疲れたわ』

「だったら何か気分転換でもしてきたらどうだ?課題も終わったんだし他にやることとかないんだろ? 」

『そうね…………確かに特にやることはないわね。あっ、じゃあヒロヤ。このあと時間はあるかしら? 』

「嫌というほどある」

『それじゃあちょっと買い物に付き合ってくれないかしら?確か先週に新しいガンプラが発売されたらしいのよ』

「分かったよ。となると、いちば模型店で集合か? 」

『まあそうね。それじゃあ待ってるわよ』

「あいよ」

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