アインクラッド編
平穏な日々
紅色との日 03
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「だ、大丈夫。 要は勝てばいいんだろ?」
「勝てば、ね……」
「なんだよ。 俺じゃ勝てないって言うのか?」
「さあ、どうかな。 ただまあ、苦戦は確定だろうけどね。 じゃあ、アスナさん。 行こっか?」
「はい?」
「ヒースクリフのとこ。 さすがに僕がKoBの本部に乗り込むわけにはいかないでしょ?」
笑って言うと僅かの間を置いてアスナさんが言う。
「説得は無理なのでは?」
「一応だよ。 一応。 駄目元で言ってみるのもありかなって。 まあ十中八九無駄足だろうけどさ」
「……わかりました。 行ってみましょう」
「話しが早くて助かるよ」
クイっと肩を竦めてから、下で待っていると伝えて僕は部屋を出た。
元々はベッドの件できたのだ。 エギルさんにそのことを聞かないといけないし、それ以上にやることもできた。
階段を下りる途中でメニューを開き、メッセージ機能を立ち上げる。
辣腕情報屋のとある鼠さんに仕事の依頼だ。
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