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神様の悪魔ライフ
新たな家
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母「じゃあそうしようかしら」
辰巳「……我、ここにいていい?」
母「もちろんよ……それじゃあ。次は神楽ちゃんね。本名は?」
神楽「今は博麗神楽」
母「そう。神楽ちゃん。ねんのため聞くけど、神楽ちゃんは人間?」
神楽「いいえ、私は神。源の神。あらゆる源の要となる存在」
母「神楽ちゃんは神様なのね。どうして帰る場所がないのかしら?」
神楽「私は源の神。そうゆう所を崇める神社、もしくは、なにも祭らない神社が家。今までは博麗神社が
家でした。そこの今代巫女が妖怪に好かれる存在で、人が全然寄ってこなかったのでちょっと食材とお金
の源を上げた結果、ゼウスに10年ちょっと、どっか行ってろと、追い出された」
母「ギリシア神話にでてくるあの神様ね。ちょっと説得してみるから連れて行ってくれない?」
神楽「それは無理。博麗神社は幻想郷に存在する。私が外から連れて行こうとすると結界を破る形になっ
てしまう」
母「その幻想郷って場所にある結界が大事なの?」
神楽「あれがないと幻想郷は現実と入り混じって消える。そうなるとそこに住むすべての人や妖怪が危険
になる。そもそもゼウスが強行手段にでたとゆうことは聞く耳は持たないと言える」
母「そう、それで帰ることができないのね。じゃああなたもここが住む場所」
神楽「あなたのような人間は珍しい。一誠も力を持っているし護衛もかねて住むことにする」
母「力?一誠が力を持ってるの?」
神楽「神が作りしもの神器。それは生まれた時から人間に宿る。気づかずに一生を終える場合もある。
一誠の持つ神器は例外と言えますけど」
母「へえ、あの子そんな力を持っているのね」
神楽「一誠の神器は辰巳が言うには赤龍帝の籠手(ブーステット・ギア)。二天竜の片割れ、ドライグの
魂が宿る。あれは使い方次第では神も殺せる神減具(ロンギヌス)、そして二天竜は宿主を変えて戦い
続ける。そして来るべき時に備えるため、戦いを呼ぶ。何れ一誠は戦いに巻き込まれる。帰りが遅くなっ
たり傷だらけで帰ったり、人間以外の者が来る時もあるはず」
母「そう……それじゃああの子に頼られるお母さんにならなきゃね」
辰巳「やっぱり変わった人」
神楽「ええ、本当に面白い人間です」



・・・・・・・・・・
一誠の父が帰ってきた。事情を話すと最初こそ驚いていたけれど、すぐに嬉しそうな顔になって私達を
歓迎した。それどころか
父「俺が今日から龍巳と神楽のお父さんだ。さあ!パパって呼んでごらん!」

と言って私達を抱きしめていた。うん。私の新たな親って面白いを通り過ぎて肝が据わりすぎてる。


神楽「辰巳。ちょっといい」
辰巳「どうしたの?」
神楽「私さゼウスに追い出された時あるもの強奪したんだよね」
辰巳「あるもの?」
神楽「
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