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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL5 レヴィとの対決
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ミング良くあるわけ………ってえっ!?」
『前の2戦目ね。あの戦いの後に開放された技があるの。葬刃と比べれば威力も低いし、いきなり使わせても上手くいかないと思って言わなかったけど………どうする?』
どうする?と問われたが答えは決まっている。
「使うに決まってるだろ!!」
それが僅かな可能性だとしても俺にとっての唯一の可能性だった………
(う〜ん、参ったな………)
レヴィも実は追いつめられていた。
(魔力一気に使いすぎちゃった………)
フォトンランサー、にスプライトムーブの連続使用。更に光翼斬に雷光閃とスキルを一気に使っていた。そもそもレヴィの考えでは先ほどの攻撃で終わらせるつもりだったのだ。
(あの状態で葬刃を放ってくるとは思わなかったなぁ………)
咄嗟に防げたものの、あれを防がなければこっちが負けたかもしれない。………そう考えが巡り、レヴィは小さく苦笑いを溢した。
(でもあっちも苦しい筈。いくら魔力を回復できたとしても葬刃の使用で余裕は無い筈だし、ボクのフォトンランサーでダメージも受けてた。少し魔力の回復を待って、トドメを指してやる………!!)
そう考え、レヴィから動かず、零治の出方を見る。
「えっ!?」
思わず声に出してしまった。
零治が此方へ向かってきたのだ。
「だけど無謀だよ!!」
いくら疲弊したとは言え、全く攻撃できないわけではない。
「玉砕覚悟のつもり……だったらガッカリだよ………」
そう小さく呟き、フォトンランサーの準備を始めたのだった………
「なるほど、だったら勝てる可能性があるな」
焔の説明を聞いて小さく呟く。今のこの状況下では唯一の策と言って良い。
「失敗すれば負けるな………」
何故か攻撃をしてこないレヴィを見ながら呟く。例えレヴィに余裕が無くともそれ以上に此方は追い込まれている。
「為せば成る。……ここまで来たらノーヴェにプレゼントしてやりたいしな………」
外で戦闘を見ているはずのノーヴェ。こんなに熱くさせるブレイブデュエルを是非やって欲しい。
「よし、行こう焔!」
『了解、マスター!』
俺は意を決してレヴィへ駆け出した。
「フォトンランサー!!」
「誘導弾か!!」
先程と同じ様にレヴィがフォトンランサーを展開してきた。恐らく俺の足を止めて、勢いを止め、その後に攻撃するつもりだろう。
だが、レヴィも気が付いていると思うが、この技には欠点がある。
「突っ込むぞ!!」
『了解!!』
俺は気にせず向かってくるフォトンランサーの中へ
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