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魔法少女リリカルなのはINNOCENT ブレイブバトル
DUEL5 レヴィとの対決
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ー相手なら一番最初に倒そうと他の2人も考える筈。だったら話し合わなくても自然と3対1になる筈よ』
「なるほど………だったら確かにやりようはある………」

僅かながら勝てる自信が出てきた。
ここまできて諦める気は元から無い。

「やってやるさ………!!」

そんな会話をしている内に戦いが始まろうとしていた。

『それではバトルロワイアル3回戦、ブレイブデュエルスタート!!』

その言葉と同時にレヴィが動いた。

「なっ!?」

俺の目前から消えたと思えば、遠くにいる他のプレイヤーへと向かっていた。

『速い!!』

その速さは焔でも驚くほどであり、攻撃態勢を取ろうとした相手に一気に距離を詰めていた。

「光・翼・斬!!」

そのまま鎌の刃で相手に斬りかかった。
速さだけでなく、魔力を帯びたその一撃は不意を突かれた男の子にはなす術もなく、開始早々リタイアしてしまった。

「くそっ!!」

その近くにいたもう1人のプレイヤーの男の子がライを近づかせまいと魔力弾を撒き散らす様に連射した。

「甘いよ!!」

だがレヴィは普通に避けるどころか突っ込みながら攻撃を避けていた。

「く、くそっ!!」

レヴィが目の前まで来たと同時に杖に刃を展開させ、薙刀の様に構え、レヴィを迎え撃つ。

「良いよ!!勝負だ!!」

レヴィは嬉しそうにそう言って斬りかかる。

「たあっ!!」

薙刀を横薙ぎに振るい、レヴィを攻撃するがレヴィの勢いは全く削がれ無い。

「なんの!!」

高速で突っ込んでいるのにも関わらず、相手の動きを見極め最小限の動きで避け、勢いを殺さない。

「凄い……」

その動きに見惚れていた。無駄のない動きと華麗な攻撃。モニター越しでは分からないこの光景に高揚している自分がいるのに気がついた。

(戦ってみたい。今の自分はどれだけやるのか試してみたい………)

こんな気持ちになるのは初めてだった。散々喧嘩してきたが、その全てが降りかかった火の粉を払う為であった。どんなに強そうな相手でも一度もこんな高揚感を覚えた事は無い。

「さて、後はレイだけだね!!」

結局レヴィは一撃も受けずにもう1人を倒してしまった。

『始まって早々計算が狂ったわね。……マスターどうするの?』
「………」
『マスター?』

この時から既に戦いに集中していた。レヴィの動きに置いていかれない為、喰らい付く為に。

「さあ、後はレイだけだよ」

楽しそうにレヴィは言う。そのレヴィの言葉を受けて俺は笑みを溢した。

『笑ってる……?』

そう焔が感じた瞬間、零治は動き出した。空を蹴り、レヴィの元に駆
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