第33話 スカさん家の日常
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うに大きくなるから問題ないっスけど」
「違うね、ウェンディは今のままでストップだよきっと!」
「そうだな、頭もこのままだろうしな」
「そんなことないっス、レイ兄にもんでもらって大きくなったんスから」
「レイはそんなことしたの!?」
「アイツ今度あったらただじゃおかない………」
いつの間にかとばっちりにあっている零治はともかく、ギャーギャー風呂で騒いでいる妹3人。
「ふっ、なぜだろうな。こんな風呂も悪い気がしない………」
トーレは3人の喧嘩を優しい眼差しで眺めていた。
「ディエチちゃん、手伝って欲しい事があるの………」
調整が終わったディチエにいの一番に声をかけたクアットロ。
「ウェンディちゃんを懲らしめたいから、手伝って欲しいの」
「ごめんクアットロ。私、この調整の時の臭いが嫌いだからお風呂入ってくるね」
クアットロを避け、お風呂に向かうディエチ。
しばらく固まるクアットロ。
「私ってやっぱり嫌われてる?」
クアットロの悲しい呟きに返事をするものはいなかった………
「ふぅ〜いい湯だったっス………」
「さっぱりした〜」
「ドライヤー、ドライヤー」
さっさと服に着替えたノーヴェは、鏡の前で髪を乾かし始めた。
3人によって、ナンバーズも各自自分の服を着るようになった。
クアットロだけはまだ、あのボディスーツを着ているが、他のナンバーズは訓練以外着ていない。
ガラガラガラガラ……………
「あっ、ディエチ。調整終わったの?」
「うん、だからお風呂に入りにきたの」
「だったら、トーレ姉お願いっス。相変わらず長湯してるんスよ…………」
トーレの風呂は長い。たまに風呂でお酒を飲んだり、サウナに入り水風呂に入るこのローテーションが好きだったりする。なので基本一人で入るトーレだが、度々遭遇するのだ。
トーレは一回フェリアが送ってきたお酒を飲んでからお酒にハマってしまった。
たまに自分で買いに行ったりもする。
「分かったよ」
着ている物を脱ぎ始めるディエチ。
「ムムム………負けたっス………」
「ディエチは胸大きいよね。いいな、いいな………」
ブツブツ言いながらディエチの胸を凝視するセイン。
「レイ兄もその胸なら、らくらく落とせるっスよ」
「レ、レイはそんな簡単に………」
「それにライがいるからな。上には上がいるだろ」
「恥ずかしいからあまり見ないで欲しい」
少し頬を赤く染めぼそぼそと言った。
「あっごめん………」
「良いよ、じゃあ私、入るね」
少し焦った様子で風呂に入って行った。
「慌てたディエチ姉も可
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