第33話 スカさん家の日常
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リエッティは一日中寝ていたらしい…………
「せっかくならウーノ姉も誘っとけば良かったっス………」
上記の理由もあり、ウェンディはウーノの事が大好きなのである。
「ウェンディ、ノーヴェ〜!!」
「セイン………とトーレ姉!?」
「迷惑だったか?ノーヴェ」
お風呂の扉が開き、入って来たのはセインとトーレだった。
「いや、そんなことは………」
「私もたまには妹達とゆっくりと風呂に入りながら話たいと思ってな」
体をお湯で流し、風呂に入る、セインとトーレ。
「あ〜気持ちいい………」
「本当だな。お前たちはあっちで毎日味わっていたのだろう?」
「そうっスよ〜。こっちより全然狭かったっスけど」
「ライと入った時はキツキツで大変だったな〜」
「ライ姉はおっぱい大きいっスから。トーレ姉といい勝負なんじゃないんスか?」
そう言って、堂々と前からトーレの胸を揉むウェンディ。
「ん?胸など大きいほど邪魔になるだけではないか?」
「……………トーレ姉、女としてそれはどうかと思うよ」
「だがセイン、我々は戦闘機人だ。性別は女だが、女である必要なんてないだろ」
その言葉を聞いて一気に雰囲気が暗くなる。
「そうだよな………やっぱり私達は戦闘機人………」
「普通の人とは違うんだよね………」
「レイ兄達は肯定してくれたっスけど、その事実はやっぱり変わらないんスよね………」
ハァとため息を付く3人。
「やはりお前らは変わったな…………」
そんな3人の様子を見て、しみじみと呟くトーレ。
「出て行く前と帰ってきた時のお前たちはまるで違う。本当に感情豊かになった。ウェンディは元から変わらないが………こんな事を言うとクアットロに怒られそうだが、人間らしくなったよ」
「そう………かな?」
少し照れくさそうに言うセイン。
「というより、このラボ全体の雰囲気っが明るくなったような気がするな。ウーノは前よりも柔らかくなったような気がするし、クアットロは心から感情を露にするようになったと思う。ディエチも前よりは柔らかくしゃべるようになった。何より、ドクターが別人のように感じるようになった」
「ああ、分かります。前より不気味じゃなくなった気がします」
「変な笑い方しなくなったしな」
「そうっスか?相変わらずの臭いと汚さっス」
「そこは触れていなかっただろうが………」
トーレから拳骨を食らうウェンディ。
「ううっ、頭がパーになるっス」
「お前は元々パーだろうが」
「黙れ貧乳」
「おまっ!?姉に向かって!!」
「そうだよ!!貧乳馬鹿にするな!!」
「負け犬が何をほざいてるかっス!!私はトーレ姉のよ
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