第33話 スカさん家の日常
[2/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
のかしら?」
「この前っス。ちなみに一位はチンク姉です」
「何で、ここにいないチンクちゃんが………」
「チンク姉は永遠のロリータっスから………」
「絶対違うと思うぞ………」
トーレのツッコミもウェンディには届かない。
「大体、クア姉は心が黒いです、真っ黒です。なので体もばっちいです!!」
「なんですって!?私はドクターと違って毎日洗浄してます!!」
「ノーヴェ、聞いたっスか?洗浄て言ったっスよ。洗濯物と一緒っスね〜」
「あんたも入っているでしょうが!!」
「私はお風呂っスよ〜。ドクターに作って貰ったっス」
「お風呂!?」
「ごめんなさい、クア姉。私もお風呂に入ってるんだ」
「ノーヴェちゃん!?」
「すまん、私もだ………」
「トーレお姉さま!?」
「ちなみにセインもっスよ」
「何で!?私聞かされてないんだけど………」
「言ってないからっス」
「ウェンディ!!!」
「へへ〜ん、悔しかったらこっちに来るっス〜」
怒ったクアットロがウェンディに近づくが、ライディングボードに乗り、空に逃げるウェンディ。
「トーレお姉さま、ウェンディが空に上がりましたよ」
「助かった、これでウェンディとちゃんと訓練が出来る」
「はっ!?謀ったっスね!?」
「私に勝つなんてまだまだ甘いわよ」
そう言いながらも拳はプルプル震えていた。
「さて、やるか」
「来るな、戦闘狂!!」
ウェンディにとって地獄の時間が始まったのだった………
「痛いっス…………」
「明らかに自業自得だろ………」
痛がってるウェンディに冷たく突っ込むノーヴェ。
トーレにボコされてから二人は汗を流すため、お風呂に入っていた。
このお風呂はウェンディがこだわり、大浴場のように広く、大人数でも入れるようにしている。
しかも、水風呂、サウナも完備している。
「流石ドクターっスよね。教えただけでここまで作ってくれたんスから」
「…………ウェンディの我侭だろうが」
実はウェンディ、ウーノのお気に入りとなっている。
その理由はお寿司の件もあるが、妹の中で一番甘えてくるのが大きい。
なので一番ウェンディを甘やかしてる。
さっきの戦闘も、クアットロが仕組んでトーレにボコボコにされたとチクリ、今クアットロはウーノから説教を受けている。
「ウーノ姉が賛成してくれたから良かったものの、味方してくれなかったら、どうなっていたか………」
このお風呂の建造の時もスカリエッティは忙しく作っている暇が無かったのだが、ウーノのおはなし(説得)によって、死ぬ思いでスカリエッティが一日で作り上げた。
その後、スカ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ