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伝説となった狩人達
十九人目
SYMPHONY OF DESTRUCTION
九話

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龍刀。




いきなりだ。
いきなり注文しやがった…


ああ、素材は全て揃ってたぜ?


ありゃ何処かでよ、あの巨龍殺って来たんだな。
角がまだ、生々しいぬくもりを持ってたからよお…









兄さん、あんた竜人だろ?

龍刀なんて持っていいのか?









いつできる…









まあ…そうだな。
要る材料は全部あるから、半日ってとこだな。








その時また来る…








その注文をよ。
俺はきっちり造ったよ。仕事だからな。



龍刀を渡す時…


あの兄さん、黒い稲光をよ…

全身に囲いながら出て行ったよ。



死にてえのかな…そう思ったがなあ…



あ?

眼の色?


綺麗な銀だったよ。珍しいよなあ…









紅蓮なんてよ。

俺ら竜人が持ったら三日で死ねる代物だ。


お前はもう知ってるだろうが…

竜の弱点は、竜人の弱点でもあるからな。




これで、奴が普通に生きてたらもう…


何をしても勝てねえだろうな…
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