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がっこうぐらし!The world in confusion
chapter34
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悠里、音姫、圭以外は胡桃の車に乗り込み、最悪の場合は自身達を置いて逃げろと言おうとした最中、その言葉に遮るように通信機から雄也の声と車のエンジン音が鳴り響いて聞こえてくる。
すると一台の車が悠里たちの元へと向かってきてすると突然に勢いを落とさずにドリフトして車を胡桃の車の前にぴったりと駐車した。
「あ、危な…」
「車の運転プロ並か」
運転席に座る胡桃は肝を冷やし、隣の助手席の誠は雄也の運転スキルの高さに感心する。
他のみんなは突然の出来事に終始驚愕していた。
「早く乗れ!」
窓を下ろして運転席から雄也が悠里たちに乗るように呼び掛けて悠里たちを乗せると雄也と胡桃が乗せる車がその場から発進した。
「アーク!後何分だ!!」
[2分を切りました!爆心地から現在769メートル!!]
雄也が乗る車時速50qで走行しどんどんと爆心地から離れていく。
「爆心地から1q到達!残り43秒!」
1分を切って余波がくると思われる距離を超えるがまだ走行する。
そして残り十秒になると車をそこで止める。
[6…5…]
「みんな衝撃に備えろ!」
[3…2…1…]
そして雄也達は車の箇所にしがみつきそして
[0]
アークのカウントダウンがゼロになった瞬間大音の爆発音とそれの衝撃が1q以上離れたここにも届き、車体がかなり揺れる。
そして十秒ほど揺れが続き次第に揺れが収まると雄也が通信機を通して全員の安否を訪ねる。
「胡桃そっちは無事か?こっちは全員無事だ」
《ああ、みんな無事だ》
胡桃の声を聞いてみんながほっとするとそのまま車を発進させる。
《一時はどうなるかと思いました》
「まあ、雄也先輩がいたから問題なかったんだよ美紀」
《まあ、そうですけど…》
「ところでゆうくん、車の運転普通に出来るけどどうして?」
後ろで圭が通信機を使って美紀と話し合ってると、助手席に座る悠里が車を運転する雄也にたすねてみる。
「ん?圭と同じこと言われたけど、任務でな教官に無理矢理運転させられて…カーチェイスしてたら自然とな、後ヘリとかクルーザー…極たまに大形飛行機なんか運転した…」
《いやいや!いくらなんでも可笑しいだろ!?》
通信機に焦りの声をあげる胡桃の声が聞こえてきて他の悠里たちは凄まじい経歴に圧巻とし圭は苦笑いを浮かべる。
「一体、その教官って雄也くんに何がしたかったの?」
「いや、あの人についてくと色々と身に付いてな、他にも爆弾の解体とか応急処置、尋問の仕方とか…」
『(何者なんだろうその教官って…)』
雄也が言う教官という存在…悠里たちはその存在に非常に気になるのであった。
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