第31話 アグニス火山
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カニロイド達を返り討ちにして突き進む。
途中で盾を持ち、火炎を放つメカニロイドがいた。
「はあっ!!」
バスターショットを抜いてチャージを終えると、チャージショットを放つが盾に弾かれてしまう。
ならばとゼロはセイバーを構え、一気に振り下ろした。
「光幻刃!!」
振り下ろしたセイバーからソニックブームが繰り出された。
この技は元々ハルピュイアの攻撃をラーニングシステムで学習し、それを基に編み出した技だ。
セイバーでもある程度距離があっても攻撃出来るため、ゼロは技の練度を高め、セイバーの通常攻撃法にまで昇華させることに成功した。
ソニックブームは盾を貫通して、メカニロイドを両断する。
「やはり使えるな」
遠距離への攻撃手段であるバスターやシールドブーメランと違い、エネルギーチャージが必要ないから使い勝手がいい。
流石はネオ・アルカディア四天王の剣技と言ったところか。
梯子を駆け降りて、パンテオンをリコイルロッドのチャージ攻撃で吹き飛ばす。
新しいロッドのチャージ攻撃はかなりの威力であり、トリプルロッドやチェーンロッドよりも使い勝手が良くて扱いやすい。
シャッターを潜ると、広い部屋に出て周囲を見渡すと、奥にシャッターを発見したので通ろうとするが開かない。
次の瞬間、ゼロの背後にメカニロイドが出現した。
「っ!!」
咄嗟に振り向き様にセイバーでメカニロイドを両断するが、次々とメカニロイドが出現してくる。
「光学迷彩か…?」
次々に現れるメカニロイドを二十五体ほど破壊した後、シャッターが開かれたところを見ると、どうやらメカニロイドを一定数倒すと開く仕掛けだったらしい。
シャッターを潜り抜け、高エネルギー反応のする方角に向かって突き進むと、パンテオンやメカニロイドが妨害してくるがセイバーとバスターで薙ぎ払う。
そして再びマグマのある場所に出たので、コンテナを足場代わりにして奥に進む。
途中で落ちてくるコンテナにぶつからないようにタイミングを計りながら移動し、そして地面に足を着けて奥にあるシャッターを潜り抜けると、一体のレプリロイドがいた。
見た目は少々変わった人型レプリロイドだが、しかし奴から感じられるエネルギー反応はハルピュイア達四天王程ではないがかなりの物である。
モニターで見た映像とは違うが、こいつが例のこの基地のボスなのだろう。
「頼りない雑魚共を纏めるのに…正直飽きていたところだが…お前なら少しは楽しめそうだ…。歓迎するぜ!ゼロォッ!!」
次の瞬間、フリザードが戦闘形態に移行した。
モニターに映されていたエリマキトカゲを彷彿とさせる姿だ。
「シャハアァァァッ!!バイル・ナンバーズが一人!俺
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