エピソード2・グラウンドゼロズ
[7/7]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
まないが吹雪が過ぎた後、陸路でアースラまで戻って来てくれ』
『遊撃隊、了解。……なのはさんは無事ですか?』
『かなり厳しいらしいが、応急処置は行っている。アースラに到着次第、集中治療を行うから吉報を待っててくれ』
『了解!』
応援に来た遊撃隊とクロノの通信を聞いて、ヴィータ達は一応の危機は去ったと思った。……思ってしまった。故に気付けなかった……隠れ潜んでいた敵、伏兵の存在に。
ピーッ! ピピーッ! ピピピピーッ!!
「アラート音!? おい、何が!?」
「スティンガーミサイルです! 回避間に合いません!!!」
「………ッ!!」
直撃……爆発。
機関部が破壊され、炎に包まれるヘリはローターに引っ張られるように回転しながら、山脈の中腹に向かって落下していく。そのまま為すすべなく墜落、地面に叩き付けられて部品を撒き散らしながら転がっていき……岩に衝突して爆炎が立ち上る。
その後、ヘリから帰投の連絡が来ない事に違和感を感じたクロノだが、艦長という立場と吹雪のせいでどうする事も出来なかった。やがて吹雪が晴れて遊撃隊が帰還する途中に、ようやく墜落したヘリが発見される。
髑髏との戦いの場を離れてから、約3時間後の発覚であった……。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ